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米国との貿易ディールでも文大統領に先を越された安倍首相

 きょう3月27日の各紙が一斉に報じた。

 米韓FTA(米韓二国間自由貿易協定)の再交渉が大筋合意したと。

 このニュースがすべてを物語っている。

 あれほどこじれていた米韓FTA交渉が急きょ大筋合意に転じた。

 その内容を見れば、急きょ合意した理由は明らかだ。

 WTOのルールに反してまでも韓国は米国の鉄鋼輸入枠を受け入れた。

 その見返りとして、米国の輸入規制措置の対象国という不名誉を免れたのだ。

 さらに言えば、この韓国の貿易交渉での譲歩は、北朝鮮問題で米国を北との融和策へ譲歩させる見返りに違いない。

 おそらくここ2か月ほどの間に、トランプ大統領と文在寅大統領との間で水面下の首脳外交が重ねられてきたに違いない。

 これこそがギブ・アンド・テイクだ。

 ひるがえって安倍首相はトランプ大統領とどんな話をしてきたというのか。

 対北朝鮮への圧力一辺倒に終始し、トランプ大統領に100%従属してきただけだ。

 南北対話に踏み切った韓国には、「米朝軍事演習は止めるな」と注文をつけて、文在寅大統領に内政干渉するなと怒鳴られている。

 そして、トランプからはしごを外されたいまでも、訪米して北朝鮮に騙されるなと注文をつけようとしている。

 これでは、トランプの感情を害して、つぎはお前を更迭する番だ(YOU ARE FIRED)と言われるのがオチだ。

 おまけにお前は俺よりオバマが重要なのかと言われかねない。

 4月に訪米してトランプ大統領と首脳会談するなら、真っ先に安倍首相がなすべきことは、日本を貿易規制の適用除外国にしなかった事に対する怒りをみずからトランプ大統領にぶつけて撤回させることなのに、きのうの国会で安倍首相は何と答えたか。

 「(日米の)担当閣僚間の話の進展を見ながら判断する」と答えたというのだ。

 世耕経産相がいくら頼んでもムニューシン財務財務長官は応じようとしなかったのにまだ閣僚に任せると言っているのである。

 そのうちトランプ大統領は安倍首相に言ってくるだろう。

 韓国でさえそうした。

 日本も輸入規制の適用除外にして欲しければ、日本の市場を開放しろと。

 その時こそ安倍首相が悪夢を見る時である。

 そうなる前に安倍首相は辞めた方がいい。

 もちろん国民の為であるが、自分の為でもある(了)

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