新党憲法9条

憲法9条それは希望

金正恩をべた褒めした佐藤優

 国会議員は議員会館内の会議室をただで使える。

 それをいい事に国会議員の名を借りれば誰でも議員会館の会議室をただで使える。

 政治に関心のない人は、そんなことすら知らないが、知っている者は使い放題だ。

 こんな不平等を放置していいのだろうか。

 私は議員会館で行われる集まりに行くたびにそう思うが、これから書くことはその事ではない。

 鈴木宗男が佐藤優と組んで毎月一回、議員会館で「東京大地塾」なるものを開き、それを無料で公開しているらしい。

 毎回100名ほどが集まる盛況ぶりだという。

 その東京大地塾を週刊プレーボーイが連載で毎週レポートしている。

 鈴木宗男と週刊プレーボーイの見事なコラボだ。

 鈴木宗男にとっては自己宣伝になり、週刊プレーボーイにとってはただで、苦労なく、連載記事が書ける。

 その東京大地塾のレポート第37回が今日発売の週刊プレーボーイ(3月12日号)に掲載されている。

 そこで、講師の佐藤優が、平昌五輪について要旨次のように語っている。

 それを紹介するのがこのメルマガの目的である。

 いわく、北の外交は大勝利を収めたと。

 このまま行くと、北の大陸間弾道ミサイルと、それに搭載する核兵器の小型化の完成の流れを阻止するすべはないと。

 だから、やはり日米がこれまで続けている「圧力と制裁」ではなく、以前から私が言っている「対話と妥協」しに政策転換するしかないと思うんです、と。

 笑ってしまったのは、その後に続く安倍外交の評価だ。

 戦略があったのか、ぼーっとしていたのかわからないけれど、何もしなかったがゆえにうまく行ったと語っている。

 つまり試合に出なかったから、勝った負けたの評価以前だと言っているのだ。

 安倍外交はここまで佐藤優にバカにされているのだ。

 佐藤優にバカにされるようではお終いである。

 それを議員会館で堂々と一般大衆に講義させているようでは安倍自民党も緩み切っている(了)

コメント & トラックバック

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  1. 個人的に国との外交とは妥協とお互いの落とし所を見つけ交渉する事だと思うんですが、妥協というものはどの国もそうですが妥協すると腰抜け外交と取られ民意を失う事が多々あると思います。民主党時の中国漁船問題など。まぁこれは落とし所とタイミングがまずかったのはありますが。
    特にこれから天木氏がおこなっていこうとするアジア外交は妥協の連続だと考えます。
    妥協し過去の過ちを謝罪し続け、新しい関係を構築していこうという作業。 それは間違ってないし正しい事だとは思いますが、しかし今の国民の民意の支持を得られるとは、、、、、、
    選挙に敏感な自民党や野党にはまず無理でしょう。
    選挙に関係がないコメンテーターや評論家にしか無理な事。
    北朝鮮問題にしても北の核を認めると発言したなら選挙に勝つ事はまず無理でしょう。

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