いくら私が警告しても馬耳東風だ。
イラク復興支援会議が終わり、日本は難民支援策などに1億ドル規模の援助を表明したらしい。
復興支援会議で表明された総額は、目標の882億ドルにはほど遠く、約300億ドルに終わったという。
日本は、そのうち1億ドル規模だから、決して大きな支援国ではない。
しかし、それでも100億円を超える血税だ。
問題は、それが捨て金になる事を承知で、付き合いで出したということだ。
もし、このイラク支援を安倍政権のパフォーマンスに使う気なら、メディアはこの、イラク復興支援会議をもっと大きく報じたはずだ。
そして、外相や政務官などの政治家を派遣したはずだ。
しかし、それらしき報道は一切ない。
おそらく在クウェートの日本大使か担当官を出席させてお茶を濁したのだ。
それで、100億円にのぼる血税を使った。
捨て金承知で行ったイラク復興支援だ。
それを報じる東京新聞は、その同じ紙面で、アフガニスタンでテロが激増している事を伝えている。
今度のイラク支援は、鳴り物入りで行った日本のアフガン復興支援のムダ金の比ではないかもしれない。
しかし、無駄を承知で行った捨て金だけに罪は深い。
いったい外務官僚たちは、血税を何と思っているのか、ということである(了)
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