早朝のテレビが一斉に流した。
昨晩、韓国統一省が、北朝鮮が南北文化行事を中止すると通告してきたと発表したと。
今朝の新聞は間に合わなかったと見えてこの事について何の報道もないが、これからメディアは大騒ぎになるだろう。
南北融和を望まない者たちからは、それ見た事か、北朝鮮との交渉など無意味だ、北朝鮮との融和に傾斜する文大統領は甘すぎる、などという批判が起きるだろう。
たしかにこのニュースは南北融和の動きに水を差す残念なニュースだ。
しかし、この北朝鮮側の中止通告を前にしてこそ、文大統領は正しく対応し、その真価を発揮すべきだ。
どう対応すべきか。
私ならすかさずこう対応する。
まず、絶対に北朝鮮を批判しない事だ。
そのかわり、世界を失望させないためにも北朝鮮の文化使節団の訪韓について是非再考してもらいたいと褒めごろすのだ。
そして、その後に、もし本当に中止されるのなら残念だが、それにもかかわらず平昌五輪は北朝鮮の選手たちの参加を得て是非とも成功させたいと、南北統一の一里塚となる平昌五輪の成功に強い決意を表明するのだ。
そして、その次が最も需要な事であるが、南北統一という両国民の悲願の実現に向けて両国の気運が高まっている中で、その気運を損なう事のないよう、米国を含めた世界各国に協力を求めて行きたい、と表明するのだ。
その意味するところは、五輪が終わるまで、北朝鮮に対する軍事的圧力を控えるということだ。
この提案は、言うはやすく実行は難しいものだろう。
内なる政敵と外なるトランプの米国が立ちふさがるからだ。
しかし、いまこそ文大統領はこの表明を世界に向けて行うべきである。
平和と民族統一を最優先するこの呼びかけに反対できるものは誰もいないという信念を持って。
何よりも、この決意表明は、金正恩に対するこれ以上ない強い、平和的な反撃になる。
「正しいことほど強いものはない」
この憲法9条の精神の実現を、いまこそ私は文在寅大統領に期待したい(了)
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