国会が始まって、また安倍首相が憲法違反の発言を連発している。
専守防衛は憲法9条にのっとった大原則だと言いながら、巡航ミサイルなどの敵地攻撃兵器の導入は憲法上許されると、支離滅裂な強弁をくり返している。
まるで安倍首相は学問を否定しているごとくだ。
そして、この私の思いは、きょう発売の週刊フライデー最新号(2月9日号)の「加計学園 偏差値最下位レベルで学生が来ない!」という記事を見つけて、確信に変わった。
まるでパズルの最後の一片が見事にはまったごとくだ。
学問を否定するのも、人事を使って東大出の官僚たちを屈服させるのも、その逆に、偏差値の低い加計学園を優遇するのも、裏を返せば、安倍首相の低い偏差値コンプレックスの裏返しに違いない。
断っておくが、私は学歴偏重主義の世の中は良くないと思っている。
受験競争ほど子供の教育を歪めるものはない。
安倍首相もその意味で偏差値偏重の世の中の犠牲者だ。
そうであれば、正しく、偏差値万能の世の中を変えなくてはいけない。
日本の世の中を支配している偏差値の高い連中を、彼らが納得する形で、従わせて、日本を正しく変えて行かなければいけないのだ。
しかし、権力を私物化して「悪だくみ」するようではだめだ。
それが見つかってもごまかそうとし、官僚たちを、権力にものをいわせて「黒を白」と言わせている様では、一時的には奏功しても、あるいは一握りの官僚たちには通用しても、必ず面従腹背の官僚組織にしっぺ返しを受ける。
そろそろ、その時期が近づきつつあるような気がする(了)
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