何度でも書く。
なぜ安倍首相はいつまでっても金正恩のメッセージにコメントしないのか。
それに呼応して動き出した南北対話の動きを歓迎すると言えないのだろう。
もちろん金正恩のメッセージを額面どおり受け取る必要はない。
南北対話がこのまま一気に進むとは思えない。
しかし、うまく行って、核戦争の危機が回避されるほうがいいに決まっている。
トランプでさえ、二転、三転した上で、うまく行けばいいと言い出した。
それなのに、なぜ安倍首相は語らないのか。
伊勢神宮参拝後の年頭所感でも、バカの一つ覚えのように対北朝鮮強硬論をくり返すだけだ。
なぜだ。
それは、語れないからである。
南北対話が進めば安倍外交が破綻するからだ。
だから、安倍首相が沈黙するのは、恥ずべきことだが、まだわかる。
しかし、メディアは安倍首相に聞こうともせず、野党は沈黙したままだ。
メディアと野党がこれだから、世論もまた歓迎しない。
これを要するに北朝鮮問題になると、日本は一億総安倍首相になってしまったごとくだ。
1億総安倍化である。
どんなにダメでも、安倍政権が続くはずである(了)
私は、I億総安倍化、というような乱暴な、独りよがりな言葉には、嫌悪感を抱きます。
書くのは自由ですが。
米韓合同演習を冬季オリンピックの間は中止し、延期することが決定したことを受けて、日本政府は金杉アジア大洋州局長を、
米国国務省ジョセフ・ユン特別代表と電話会談させ、演習の延期で、北朝鮮に圧力強化の取り組みが損なわれることはないことを
確認した。
一方、拉致問題解決のために、民間の資金でやってる短波放送を中波にするために政府も予算を取ったという。
それなら、なぜ圧力強化とばかりいうのだろうか?
対話こそ重要であることを日本政府も望んでいることを伝えなければ、放送を視聴している被害者に希望を与えることはできない。
それこそ日本政府が私たちを見捨てたと感じる。
こんな政権を長く続けさせているなんて、国民のひとりとして恥ずかしい。
トランプ大統領がパキスタンへの支援打ち切りを新年早々ぶち上げている。
河野外務大臣がパキスタンに行って4日に要人と話し、支援を約束のニュースがあった。
あちらこちらでトランプの支援打ち切りに対して、日本がこんなことをやっているようだ。
由らしむべし知らしむべからず
国民は我々の政権がやっていることに従わせればよいのだ。
(政府は不都合なことをやっているので)、その意義や理由を決して国民に
知らせるな。
メディアに携わるものには、不正義、不正、不誠実を追及するなと命令する政権。
相撲の問題が本質から外れても、何十時間でもやれば、国民の目眩ましになる。
政府は密約したり、嘘をつくものだから、メディアという真実を突き詰める職業がある。
しかし、民間も公共も縛られているのが、この国の不幸。
今やこの国は民主主義国家ではない。
政府の国民精神遅滞大作戦が大規模に展開している。