金正恩が元旦に発したメッセージに各国が素早く反応を示している。
韓国は9日にも南北高官級協議を行いたいと提案した。
中国も2日、外務省報道官の定例記者会見で、歓迎、支持すると評価した。
IOCも北朝鮮の参加を歓迎すると発表した。
トランプでさえつぶやいた。
制裁の効果が効いて来たと自画自賛した上で、北朝鮮の出方を見守ると一定の評価をした。
いまのところプーチンの声は聞こえてこないが、評価するに決まっている。
たとえ声が聞こえて来なくても、しょせん北朝鮮問題でプーチンの出番はなく、プーチンは3月の大統領選でそれどところではない。
ひるがえって、あれほど北朝鮮問題に熱心なわが安倍首相の声がまったく聞こえてこない。
なぜか。
米国と相談しないうちは何も語れないからだ。
「ゴルフする暇があったらトランプと電話会談せよ」、などという野暮なことは言わない。
正月休みくらい好きなように過ごせばいい。
しかし、ゴルフ場でも、気の利いたコメントぐらいは出来る筈だ。
そしてメディアも、それくらいは安倍首相に聞くべきだ。
困っていても、それをごまかすコメントはいくらでもできる。
ウソをつくのは得意のはずだ。
それさえも出来ないほどうろたえているというのか。
何もかも、日本は、緩み切っている。
肝心な時に姿が見えない。
これが安倍外交5年間の正体である。
あと何年やっても改善することはないだろう(了)
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