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金正恩が新年に投げ込んできたど真ん中の直球

 我が耳を疑うニュースが新年早々飛び込んできた。

 あの金正恩が、年賀のあいさつで、韓国との民族統一を呼びかけ、平昌五輪の成功に協力すると宣言したのだ。

 やはり今年も金正恩の北朝鮮に振り回される年になりそうだ。

 これを、「額面通りに受け取るな」と警戒する事は簡単だ。

 「金正恩が投げたクセ球だ」と一蹴するのは誰でもできる。

 しかし、いまは米朝戦争が起きるかも知れない瀬戸際である。

 これを黙って見逃してはいけない。

 私は、誰がまっさきにこの金正恩の投げた球を正しく打ち返すのか注目している。

 結論から言えば、これは金正恩が真っ向から勝負に出て来たど真ん中の直球だと見極めて、すかさずバックスクリーンに打ち返すのが正解だ。

 韓国政府が真っ先にこの発言を歓迎する声明を出した。

 当然である。

 韓国が歓迎しなくて誰が歓迎する。

 とりあえず送りバンドして走者を塁に進めたということだ。

 問題はその他の主要国がどう反応するかだ。

 制裁が効いて来たと喜んで、ますます制裁を強化しようと呼びかけるのはヘボ打者だ。

 「核ボタンは机の上にある」という金正恩の言葉だけを見て、先制攻撃するようではゲームセットだ。

 深読みばかりして、バットを振らなければ見逃し三振で終わる。

 ここは外交の正念場ととらえ、好球必打とばかり見事に逆転ホームランを打つ打者が出て来ないといけない。

 それを安倍首相に期待する事ははじめから無理だと分かっているが、せめて新年早々、世界の笑いものになるようなマネだけはしないで欲しい。

 果たして安倍首相の第一声はどのようなものになるのか。

 それはもうすぐわかる(了)

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