新党憲法9条

憲法9条それは希望

毎日新聞が書いてくれた「元レバノン大使 天木直人 東京21区 出馬表明」

 きのう立川市役所の記者クラブで記者会見に応じました。

 記者会見ですから一般公開だと思って皆さんに総通知しましたが、行ってみると記者クラブの記者たちに対する私の出馬説明ということで、非公開となり、来ていただいた皆さんには御迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

 そのかわり、私が記者たちに話した全内容は動画にとって配信してもいいという了承を取り付けましたので、動画を公開させて頂きます。

 記者会見の結果、きょう10月7日の毎日新聞が、一段の小さな記事ですが、政治欄に書いてくれました。

 「元レバノン大使の天木直人氏(70)は東京21区から立候補すると表明した。憲法9条堅持を掲げ、自身が代表をつとめる政治団体「新党憲法9条から出馬する」という簡単なものでしたが、既存の政党、政治家たちと並んで、全国紙の政治欄に書いてくれたことは望外の喜びでした。

 あとは社民党が候補者一本化の判断をしてくれることを願うのみです。

 そうなれば私と、自民党の候補者と、小池新党の長島昭久氏の戦いになります。

 選挙の勝ち負けはともかくとして、論戦では負けるはずはありません。

 ひょっとして選挙に勝てる可能性すら出てくると思います。

 私は、単なる護憲を訴えるにとどまらず、誰もが言えない、いまこそ日米不平等条約の撤廃に日本政府は国民と一体となって取り組むべきだ、私がその先頭に立つ、と訴える覚悟を決めました。

 これは命がけの訴えになりますが、その価値はあると思っています。

 もし私が当選すれば、選挙後の日本の政局は大きく動くと思います。

 皆さんのありがたい寄付のおかげで、準備がすべて整い、12日間を戦い抜くことが出来るまでに至りました。

 私が書いた事が伝わったかどうかわかりませんが、共産党が急きょ候補を取り下げ、社民党候補の応援にまわりました。

 あとは、公示日の10日までに、社民党が候補者を取り下げて、私を事実上の統一候補にしてくれる事を願うばかりです(了)

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  1. 拝啓 小生はメルマガの一読者です。6日の記者会見の動画を拝聴させて頂きましたが、率直に申し上げて、「これでは、『嵐を呼ぶ男』に成られるのは難しいのでは」、と痛感いたしましたので、失礼をも顧みず、一筆申し上げる非礼を、なにとぞご容赦お願い申し上げます。

     立候補されたからには、「自分こそ、この21区に絶対に必要な者なのだ」という、強力なパンチのきいた、意気込みを示してほしいと思います。後半の方で、「今度は当選しないかもしれないが」とおっしゃっていましたが、もはや評論家ではございません。候補者たる者、絶対に禁句です。選挙人は、落選するような人には投票しません。どんなに不利であろうと、にこやかに、雄々しく戦っている姿を見せ続けねばならないと思います。お願い致します。

     次に、21区の人々は、天木直人が何者であるのか、知らない人が大半だと思います。開口一番、印象付けて、聴衆の耳を傾けさせねばなりません。そのためには、優秀な外交官であり、イラク戦争に反対して、詰め腹を切らされた、気骨ある者であることを言ってください。開戦理由がでっち上げだったことにも触れられれば、先見の明のある人物であることも伝わると思います。

     二番目に、500人を超える全立候補者のうちで、極めて特別な、まったく独自な候補者であることを説明して、今までの「新党」とは違うと、聴衆を納得させてください。それは、本当の右翼(日本の国と国民を本当に大切にする)であり、また本当の左翼(恵まれない人々や、不正をこうむっている人々に寄り添う)でもあることを、説明することになるかもしれません。

     そのためには、日米同盟が、なんら「同盟」ではなくて、「隷従」であり、日本は米国の「植民地」であることを、具体的な例を挙げて、わかりやすくお話になって下さればよいと思います。私などが言うまでもないとは思いますが、首都をぐるりと睥睨する米軍基地、横田ラプコン、自衛隊の指揮権は米軍、イラク地位協定では、米軍は周辺国を攻撃できない、等々が思いつきます。

     そうすれば、自民党や長島昭久との違いが、おのずと際立つのではないでしょうか。そこで初めて、小池百合子の[問いかけ」を持ち出せばいいのです。「二者選択を突き付けたけど、70年来の闇には頬かむりのままだ」、そこが私と違うところだ、と。国際法上では、なんら主権国家ではなく、植民地である日本の姿を直視することなく、安保法制だ、軍備増強だと騒ぎ立てるのは、ますます隷従を強め、解決を遠ざけてしまいます。 

     そして立川です。カズオ・イシグロ氏がノーベル賞に輝きました。最新作『忘れられた巨人』は、民族の暗い闇、不都合な事実のことです。(小生は小さな読書会で、2年かけて英文で読んできました。10月7日の東京新聞の社説では、「伝説のアーサー王」の没後、大きな戦争があったが、奇妙な霧のせいで人々が記憶をなくしている」とありますが、戦争は没後ではなく、アーサー王の命令で始まったのです。)立川基地反対闘争と伊達判決こそ、戦後日本の「忘れられた巨人」であり、地元でも、知る人はわずかでしょう。自分こそ、この「忘れられた巨人」を甦らせ、憲法9条に立脚して、立川の米軍基地そのものが憲法違反だと断罪した伊達判決の衣鉢を継ぐ者であり、21区に最もふさわしい立候補者である、と大見えを切って下さい。

     勝手なことばかり申し上げて。お気を悪くなされたかもしれませんが、ぜひ当選なさって、国会で、全国で、そして世界で大活躍されますよう、心から願っております。                                                          敬具

                                                           

  2. 他の、どうでもいいような、ぜいきんどろぼうのような候補より、税金を払ってもなってもらいたい候補者です。自分が正しいという考えを持たなくて、迷いがあるのでは人はついてきません。力強さがひきつけるのだと思います。どうぞ、全力で戦ってください。

  3. 天木さん、ご苦労様です。あなたの熱い思いが滲み出ていた出馬表明でしたよ。次回は、新党憲法1条で巻き返しを祈念しています。

  4. 私は天木さんを以前から支持し今回の選挙での御健闘を期待していますが、
    既に明治時代から続く「記者クラブ」に取り込まれてしまっているのではありませんか。

  5. 「公示日の10日までに、社民党が候補者を取り下げて、私を事実上の統一候補にしてくれる事を願うばかりです」とお書きになっていますが、ただ願うだけでは事態は進展しないのではないでしょうか。社民党候補と積極的に話し合い、辞退してもらうように、頭を下げてお願いすべきです。さもなければ、票が分散して、長島候補が当選するでしょう。

    9条を国是にするという天木さんのお考えは立派ですが、自分の考えが絶対だという思い上がった態度では、有権者の支持を得られないでしょう。

    老婆心ながら意見を申し上げました。

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