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聞くに堪えないトランプ・安倍コンビの北朝鮮叩き演説

 これまでにも国連総会演説で他国を名指しであしざまに言う演説は多々あった。

 しかし、それらは三流国の独裁者と相場は決まっていた。

 いやしくも、世界をリードする主要国の首脳が、ここまで格調低く、他国を批判、挑発したことはなかった。

 無理もない。

 トランプ大統領には、いまだにまともなブレーンも手足になる優秀な官僚もいない。

 ツイッターで好き勝手言い放題のトランプに、まともな演説などできるはずがない。

 一方の安倍首相は、もはや、少しでも良識のある国民なら誰でも感じているほど頭の粗雑な首相だ。

 ペラペラと自分の間違った考えを臆面もなく人前でしゃべる無神経さだけが取り柄の首相だ。

 その首相が、外交のできないトランプに知恵をつけて北朝鮮叩きに走ったのだから、こうなる事はあきらかだ。

 私が驚いたのはトランプが横田めぐみさんに言及したことだ。

 こんな発言がトランプの方から自発的に出てくるはずがない。

 これは安倍側近の補佐官や外務官僚たちが、トランプ陣営に入れ知恵して語らせたのだ。

 つまりトランプのまわりにまともな官僚がいない事をいい事に、安倍側近が演説原稿づくりを手伝ってやったのだ。

 こんな演説が世界に響くはずがない。

 そう考えた時、ロシアのプーチン大統領が今度の国連総会をボイコットした理由がよくわかる。

 いうまでもなくプーチンは北朝鮮や北朝鮮の核を脅威とは思っていない。

 その事を何度も世界を前に語ってきた。

 トランプや安倍が北朝鮮非難一色の演説をすることを見越して、反論することも馬鹿らしいと思ったに違いない。

 トランプに言われるまでもなく国連安保理はもはや機能不全だ。

 それにもかかわらず国連安保理常任理事国メンバー入りをいまでも本気で希望し、画策している日本外交はピント外れの極みだ。

 手のつけられないほど地に落ちた安倍外交である(了)

 

コメント & トラックバック

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  1. Hitoshi Ishida

    要するに、あなたは北朝鮮や中韓の擁護がしたのですね。

  2. アメリカは先住民虐待と黒人奴隷化の「原罪」をまづ払拭できない。パレスチナへの侵略のイスラエル、それを擁護するアメリカの背徳は自ずとあきらかでせう。

  3. 横田さん御両親も、気の毒でなりません。

    あの馬鹿トランプにでも、縋るしかないのかという、ドウシヨウモナイ状況。

    余りにも情けないのは、日本の安倍です。

    小泉の方が未だマシか。馬鹿は馬鹿なりに動いたのは事実。

    また、小泉がカーターの真似事しようとしたけど、ロケットマンの仕掛けに邪魔されちゃった。

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