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なおさら危険なオスプレイの日本上空飛行

 昨年12月に起きたオスプレイ大破事故の最終報告書を米国政府が、今頃になって発表したらしい。

 夜間の訓練中に名護市沿岸に不時着して、大破した、あの事故だ。

 メディアは不時着という言葉を使って報道しているが、その実態は墜落だ。

 忘れかけたいまごろになって米国政府は最終報告書をまとめた。

 それを日本政府が12月11日に発表し、きのう12日のメディアが一斉に報じた。

 しかし、米軍の報告書を額面通り受け取るわけにはいかない。

 なにしろ日本には調査権はないからだ。

 それどころか日本政府はオスプレイに関する情報は米軍から一切知らされないままのはずだ。

 日本政府ができることは、米国の報告書を右から左に伝えるしかない。

 日本は大量のオスプレイを買わされている。

 いまさら欠陥飛行機だと認めるわけにはいかない。

 そんなオスプレイが我が物顔で飛んでいるのだから、間違っても欠陥だとは言えない。

 しかし、もし操縦ミスであったなら、オスプレイの日本上空飛行はなおさら危険だということになる。

 なぜなら訓練しつくされた米軍パイロットでさえ操縦困難でたびたたび不時着しているくらいだ。

 米軍に操縦方法を教えてもらう日本の自衛隊が、そう簡単にオスプレイを安全飛行できる保証はどこにもない。

 それとも、日本上空で飛行をくり返している米軍の操縦士は、米軍の中でも特に出来の悪い連中ばかりであるとでもいうのか。

 そうであれば、オスプレイが日本上空で頻繁に事故を起こすのもうなづける。

 米国が公表した今回の最終報告書が教えてくれたこと。

 それはどっちに転んでも、オスプレイの日本上空飛行は危険であることがダメオシされたという事である(了)

 

コメント & トラックバック

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  1. 米国海兵隊の新聞が書いていました。海兵隊はオスプレイをだましだまさし使っていると。予算がなく、リニューアルができない。部品を取り換えるしかできないが、よい部品のサプライヤーがようやく見つかったそうです。じゃ、これまでは?

  2. 積極的平和国家コスタリカの本当の平和主義。 

    1948年12月「兵士の数ほど教師を」スローガンに突如軍隊を撤廃した大統領がいた。軍事予算0を実現し、国家予算の3割を費やして教育費を無償化し、医療費も無料とした。憲法でGDPの8%を教育費に充てると明記。

    核兵器禁止条約も20年前から提唱してきた。

    その国の外務宗教大臣が今月来日していた。積極的平和主義とはコスタリカのことを言うのだろう。

    北朝鮮問題を経緯を飛ばして日本の軍事予算要求に利用したり、危険なオスプレイを日本の上空を飛んでも国民より同盟国が大事な指導者。日本の積極的平和主義とはこんなものなのだ。

    せめてメディアもこのコスタリカのことを取り上げるべきだ。

  3. よくもまあ、こんなに墜ちるもんだね。山尾も堕ちまくってるけど。

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