佐賀空港に配備される予定だったオスプレイが、整備の遅れで陸自駐屯地に暫定的に配備されることになったという。
なぜ遅れることになったのか。
用地買収交渉の遅れや住民の反対があったからだ。
オスプレイだけではない。
ミサイル迎撃システムとして、やはばやと大量導入したPAC3(地対空ミサイル)は、本来ならば敵のミサイルが標的にするところに配備されていないと役に立たない。
しかし住民が日常生活しているところに常備しておくと危険だからといって自衛隊敷地に眠らせ、いざとなればゴロゴロと引きずり出す間抜けぶりだ。
そして、何といっても、巨大な無駄は、今度導入を約束した陸上型イージス(イージス・アショア)だ。
そんなものを日本のどこに常時配備するというのか。
たとえ自衛隊基地内に配備しても、真っ先に敵の標的になるのだから住民の反対は必至だ。
これを要するに、高い金を払って買わされる米国製装備はまるで原発廃棄物並みということだ。
原発も米国製装備も日米同盟を見直せばたちどころに不要になる。
おまけに莫大な無駄遣いをしなくて済む。
誰もがわかることなのに、誰もそれを言い出さない。
その唯一の理由は「米国に守ってもらっているから仕方がない」というものだ。
しかし、そもそも、それが嘘なのだから話にならない。
日本国民は大きな虚構の中で生かされている(了)
此の国の1000兆円を超える国債残高は、その殆どが米帝への「貢ぎ金」で占められていると言ってもいいのではないか。我国の殆ど全ての問題に、こうした米帝への、限りなくボッタクリに近い、忖度金の存在が関わっていると言っても過言ではないだろう。風子さんが指摘された、先刻発生した、マラッカ海峡でのタンカーとイージス艦の衝突事故にしても、最後にそのツケが回されて来る先は、そう、ジャップに違いない。カネだけでなく、様々な負担を覚悟せねばならなくなる。米国が日本近海に展開させている、イージス艦の一隻なのだ。南シナ海周辺地域では、中国の海洋進出に備えるべく、その多くが配備されているが、現在、緊迫する北朝鮮情勢に対処するため、何隻かが東シナ海へ振り向けられていた。その中のマケイン号が、今回、被害に遭ったのだ。この所、米軍配備のオスプレイや艦船の事故が、頻発している。それだけ、我々は、危うい環境下に晒されているという事の、証左なのであろう。退職後の海外旅行を、船でノンビリと楽しみたいと考えている人も多くいる。その船が、こうした軍艦に衝突でもされ、悲惨なタイタニック号の末路のようになったとしたら、他人事では決してないのだ。実際、僕の住む愛媛は、十数年前、「愛媛丸事故」を通して、その後の顛末を、実際、経験済みなのだ。あの時も、日米安保の犠牲になったと、痛切に思い知らされた。なんで愛媛なのか。愛媛県立宇和島水産高校の生徒・教職員の尊い命が、海の藻屑と消えてしまったのだ。海洋実習船に乗り、明日は母国日本に向けて、帰航しようとしていた矢先の、思わぬ事故。誰が、こんな結末になるだろうことを、予測し得たであろうか。だが、現実に、事故は起こったのだ。遺族の方々は、この時ほど、日米安保体制のしっぺ返しを、思い知らされた事はなかっただろう。結局、日米同盟により、我が子の命を犠牲にしてしまったのだ。こんな事があっていい筈がない。決して、あってはならぬ事なのだ。繰り返し言うが、これらの事は、他人事ではないのだ。いつ何時、自分自身に降りかかってくるか分からない事なのだ。昔から言われている事は、矢張り正しい。日米同盟は、我々を、限りなく高い確率で、米帝戦争に巻き込むものであり、それにより、短いながらも普通の人生を、途中で絶たれるようになる事が嫌であるのならば、断固、それに対し抗議しなければならない。天木先生、是非、次期衆院選で見事、当選を果たされ、我々のイージスになって、此の国の再生に向け、国士無双になられんことを、切に祈念しております。
来年度防衛予算要求が今朝また増えて5。25兆円になるという報道があった。その他にも他の省庁の予算に入れるものもあれば、たいへんな金額だ。
しかも社会保障費を削ることには熱心に取り組んでいる。
米国の駆逐艦がコンテナ船とマラッカ海峡で衝突事故があった。シンガポールの領域海域であるために、シンガポール港に両船を運んで行方不明者や事故原因の調査をシンガポールの調査権ですると報道していた。
日本の静岡沖で起きたのとはずいぶんと違う。日本には調査権はなかった。これでもG7の仲間だと誇りをもてるのだろうか?