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汚染処理水は海に放出するしかないと発言した川村東電会長

 東電の川村会長がきのう7月13日、報道各社とのインタビューで語ったという。

 (メルトダウンした核燃料の冷却から生じる)放射性物質トリチウムを含んだ汚染水を海に放出するしかない、その判断は、もう、している、と。

 この発言を知って私は驚いた。

 そんなことが許されるのかと。

 しかし、その記事を報道をよく読めば、さらに驚いた。

 トリチウムは通常の原発でも海に放出されており、原子力規制委員会も東電に早く海洋放出しろと求めて来たというのだ。

 しかし、東電は風評被害をおそれる地元漁業者らの反対で、放出できないまま貯水タンクに保管し続けるしかなく、もはやそれが限界にあるというのだ。

 川村会長はこう語ったという。

 国の結論を待って次の展開をすることは致し方ないと。

 我々が、(放水しても)大丈夫と言っただけでは、皆さん、分かったとは言わない、非常にしんどい立場だと。

 国というか県というか、いろんな方が支援していただかないと、もうがっばりきれないと。

 それはそうだろう。

 ただでさえ袋叩きにされてきた東電だ。

 その東電が、汚染水の海洋放出など一存で決められるはずがない。

 しかし、国はつねに原発の維持・再稼働は安全性の確認をすべてに優先すると繰り返し、その判断を原子力規制委員会に押しつけてきた。

 安全性の判断を押し付けられた原子力委員会は、我々が出来るのは安全性の判断だけで、政治的判断は出来ないと逃げてきた。

 そして、その原子力委員会が、国ではなく、東電を、「国が判断しないのを言い訳にしている」と批判する。

 まるで東電いじめだ。

 こんな深刻な川村東電会長の発言を報じたのは、共同通信を引用した地方紙と原発問題に熱心な東京新聞だけで、その他のメディアは一切報じていない。

 この国は原発を持つ資格はない。

 ましてや再稼働など論外である(了)

 

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  1. 電気事業連合会 会長が関西電力が8月から電気料金を値下げすることに「高浜原発3,4号機(福井県)の再稼働で燃料費が削減された分が料金に反映されており、意義深い。安全を前提に原子力をしっかり活用してもらいたい。と歓迎する意向を示した。

    東電の福島原発事故の後始末は、処理のメドもなく、環境にも負担がかかり、その費用も当初より何倍にも増えている。莫大な資金が必要なことから、いずれにしても際限なく増える国民負担。国民の国税、復興税と電気代上乗せもして、電気料金の税金のような利用になっている。2017年2月27日の朝日新聞によると、原発事故、見えない家計負担、検針票には記載されず、1世帯(2人)で年間587円から1,484円 負担している概算になると。

    現状がこれでも、日本を代表する電気事業連合会長の言葉なのです。国策だった原子力発電事業、エネルギー政策の見直しの年だからこそ、国民の議論も必要です。

  2. ね・こむすねさん

    こういう私たちの知らない事をもっと教えて下さい。

  3. ね・こむすめ

    もちろん大問題!であるのは承知の上で、もう元の記事が残ってない・・・こちらをココへ貼り付けさせてください。
    福島ばかりでなく、六ヶ所では 殆ど報じられることもないまま”薄めた”トリチウムを海へも大気中へもジャンジャン放出しているという事実、あまりにも知られていないので!!!
    この暴挙の根底には「六ヶ所は『原発ではない=核施設である』とゆ〜ダブルスタンダードが在る!」ということです。
    核施設・原発・・・そして米軍基地&自衛隊施設が密集する下北半島へも どうか関心を寄せていただきたく思います。
    https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=569924009732312&id=459451470779567

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