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予算委出席に舵を切った安倍首相の反転攻勢

 急きょ安倍首相が予算委出席に応じる事になった。

 この予算委員会の攻防は、今後の安倍自民党と野党共闘の戦いの行方を大きく左右する事になるだろう。

 結論から言えば、私は、進退窮まったとみえた安倍首相が、土俵を割ることなく、かろうじて乗り切るのではないかと思う。

 おそらく急きょ出席する事にした背景には、山口公明党委員長の助言(というより要求)があったに違いない。

 今度の予算委員会については、そのタイミングや出席者の顔ぶれなど未定だ。

 しかし、早々と決まった事がある。

 それは野党議員だけに質問させない、与党議員もひとしく質問させる、というところである。

 そうすることによって、疑惑追及の矛先をかわす目論見だ。

 加計疑惑問題さえも、与野党対立の構図に持ち込むのである。

 私が安倍首相なら、覚悟を決めた以上、予算委のタイミングは遅らせない。

 早く終わらせて、8月3日の内閣改造で再出発する。

 国会に招致される参考人も、国会議員や官僚なら、応じるだろう。

 その一方で加計孝太郎や昭恵夫人の招致には絶対に応じないだろう。

 かくして、安倍首相が出席する今度の予算委員会が最後になる。

 さすがに野党共闘はそれ以上、国会審議を要求することは出来ない。

 私でさえも、飽きるぐらいだから、一般国民はなおさらだ。

 はたして加計疑惑の最後の国会審議の攻防はどうなるか。

 あらたな疑惑が出て来たら面白いが、そうでなければこれまでの繰り返しに終わる。

 批判に弱い安倍首相がブチ切れて暴言を繰り返すなら面白いが、さすがの安倍首相も学習し、与党議員の八百長質問に助けられて、低姿勢に終始するだろう。

 そして、その評価は、そんな国会審議を見た世論調査が下す。

 加計疑惑追及はもう十分だ、もっと他に重要な事があるだろう、となると支持率は下げ止まる。

 果たして安倍首相出席の予算委員会はどのような結果に終わるのだろうか。

 安倍首相も正念場なら野党共闘もまた正念場である(了)

 

コメント & トラックバック

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  1. マスコミ忖度禁止。

    山口敏之氏のことや、佐川氏や公安やらの人事が身贔屓に過ぎることなども看過できない。

  2. これまでの数々の経緯から安倍首相の口は制御不能で有ることは皆さんご承知でしょう。
    台本に無いことを調子に乗って勇ましく言ってしまう。煽られれば煽られるほど。自民議員もそれが一番怖いでしょう。
    私たちはそこに期待して時を待ちましょう。公明はもうどちらに転んでも勝てば官軍について行くだけです。

  3. 安倍首相が対米追従の姿勢を積極的平和というのは、許しがたい悪意ある言い換えで 印象操作 である。

    1958年から私は、積極的平和を、戦争がないだけではなく、飢えや貧困、差別や抑圧のない社会の実現こそが積極的平和であると述べているのは、

    ノルウェーの社会学者ヨハン・ガルトウング氏です。

    特定秘密保護法と共謀罪の成立で、日本は米国の監視システムの被害者でありながら、対米追従のため日本は日本人の大規模な監視行動を展開することに

    なるとスノーデン氏が警告したことを、現実化させてはいけない。与党が安全でもないのは言うまでもありません。

  4. 民進党や他の野党は、加計問題に関して今度の予算委が開かれたとしても、政府側から何か新しい言質が取れるとは期待していないと思います。大多数の国民は、真正な野党の厳しい質問に対し、政府・与党が嘘の上塗りをする様子を見ているだけです。大体、政府が全て情報を握っているから、政府が全て洗いざらい話す気があれば、問題が発生した時点で話したはずです。悪いことをしましたって、悪いことををした人は言いません。それに、国民が加計問題に飽きることはあり得ません。なぜなら、櫻井よしこのような狂信的な安倍信者の形成する支持率以外、落ちしろがまだあると、大多数の国民が踏んでいるからです。最終的な目標は、安倍の名による憲法改正の阻止です。加計追及は単なる一手段にすぎません。だから、この加計について与野党間の攻防いかになんて、まったく関係ありません。

  5. アフリカジブジに、中国が初の海外基地を完成、ジブジにはすでに、米国、フランス、…日本の基地がある。アジア国々の報道。

    中国とインドの国境問題をめぐる対立が激化、中国がブータンとの係争地に中国道路を建設することで、ブータンは中国側が具体的な提案を示したとする一方で、
    インドは戦略面の理由からブータンの対中外交を制限していると批判している記事をブータンが掲載している。
    日本はインド、米国、3国で、インド洋で、それぞれの国が、イージス艦を持ち込んで大演習をしている。

    本来日本は、小国のブータン側の立場を擁護すべきです。近々に真子様も訪問されました。
    アジアで皇室の政治利用とも受け取られてしまう心配もあります。

    日本では、沖縄だけでなく、青森県も三沢飛行場は、米軍による滑走路大改修工事のため、昨年は23日間、今年は、55日間7月4日まで、民間航空機が、
    全便運休となった。ここの飛行場の運営者は米軍。所有者は防衛省、家賃収入がなくても、手入れは所有者ですよね。

    そしてジブジ基地には拡張のため今年度も予算がついています。

    加計学園の問題の核心こそ、安倍政権の本質そのものですから、政権がメディアに手を回して本質を隠したり、参考人隠しをすれば、こんな人たちの国民が、今までのように沈黙しているとは思いません。

    すべてを明らかにしてほしいものです。

  6. 首相の目論見と天木氏の予想は分かりますが、
    そんな目論見と予想が外れることを期待します。

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