新党憲法9条

憲法9条それは希望

小池百合子首相誕生のカギを握る名参謀若狭勝議員

 都議選直前になって、小池百合子知事が築地・豊洲市場の併存案を提示した。

 この事について賛否両論がメディアを賑わせているが、私が知事だったら同じ事をしただろう。

 都知事選前に提案しなければ、決められない知事として叩かれ、築地か豊洲かの二者択一なら、必ず一方から激しい批判を浴びる。

 それよりも何よりも、築地のブランドを完全に手放す事は、観光立国を目指す日本にとってあり得ない事だ。

 「築地は守る、豊洲を活かす」を基本方針とする小池百合子知事の提案に正面から反対できる者はいないはずだ。

 しかし、私がここで書きたいのは豊洲移転問題ではない。

 もはや死に体になりつつある安倍首相に代わるこの国の指導者は、小池百合子東京都知事しかいない。

 そのカギを握っている者こそ若狭勝議員である、ということについてである。

 発売中の週刊大衆(7月3日号)に、「都議選キーマン若狭勝議員独占インタビュー」という記事が掲載されている。

 これは国民必読だ。

 週刊大衆は「都議選キーマン」と書いているが、むしろ「小池首相誕生キーマン」という呼称こそふさわしい。

 そこに書かれている事は、徹底した安倍政権批判と、小池百合子こそ安倍晋三に代わるこの国の指導者にふさわしい人物であるということである。

 だからこそ、自分は小池百合子を支えて来たという若狭議員の信念だ。

 そこに書かれているキーワードは、「しがらみ政治からの決別」であり、「それが出来るのは女性だ」であり、そして「政治には正義が必要だ」という事である。

 その実現のために、「千万人と雖も吾行かん」(孟子)という覚悟である。

 実は私は4月7日に若狭議員を議員会館に訪れて、はなはだ、僭越でおこがましい事であるが、小池新党への期待と助言を伝えた事がある。

 それまで一面識もない私の面会要請に直ちに応じてくれた若狭議員を、私はそれだけで評価するが、その私の勝手な話に耳を傾けてくれたのが若狭議員だった。

 その時、私が若狭議員に語った事は、小池百合子の参謀になれるのはあなたしかいない、出来れば名参謀になって小池百合子をこれまで誰も真似のできなかったこの国の指導者にしてもらいたい、そのためには、都民ファーストの次は国民ファーストだ、徹底した情報公開だ、何よりも安倍首相の間違った歴史認識と憲法9条改憲を否定することだ、否定できないまでも、棚上げすることだ、と。

 その時、若狭議員は黙って聞き置くだけだった。

 しかし、安倍首相の自滅が見えて来た今こそ、名参謀役としての若狭議員の出番だ。

 都議会選の政局のカギを握ってるのは若狭勝議員であり、その若狭議員を名参謀にできるかどうかは、小池百合子の器量にかかっている(了)

 

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  1. イラク戦争に反対して時の政権に反旗を翻した時から、天木氏を正義の人間として注視して来た人は多いと思う。私もその一人だ。しかし、小池氏や小泉進次郎氏を手放しで持ち上げる姿勢に疑問を感じる人は相当多いと思う。私もその一人だ。

    天木氏のブログエントリーの際立った特徴は、短か過ぎるということである。毎日多くのメディアに目を通し、それぞれに対する感想を短く書くだけである。他のブロガーのように、二、三日に一本しかアップしないが、彼なりに調べ、検証して、掘り下げたものをアップしたものとは対照的である。これなら、賛成反対は別にして一応納得は出来る。

    しかし、天木氏のは、何回も小池氏や進次郎氏を持ち上げる内容のエントリーはアップするのだが、彼らのどこを、何故評価するのかと言ったことは殆ど説明されない。だから、いつも上記のようなコメントが寄せられる。

    自分の考えは行動は、自分の性格によって決められる。全ての人間においてそうである。従って、天木氏に掘り下げて書けと注文してもムリなのだと思う。天木氏にとっては、出来るだけ多くの情報に目を通し、パッパと感想を書き連ねて行くやり方が”性に合っている”のであろう。しかし、このやり方では納得できない多くの人がいるのだ。

    また、天木氏の特徴の1つは人物評価が甘過ぎるということ。彼らに期待したい気持ちがあるのは止むを得ないにしても、彼らが期待通りのことをする人物かどうか、見極めなけらばならない。だが、天木氏はこの作業を全くしない。

    今回、若狭勝氏のことを取り上げているが、彼が如何に正義を口にしても、彼は正義心を持っていない人物である。正義心を持っている人間はこんな顔をしていない。お調子者の顔である。つまり、今は正義を口にすると都合がいいのでそうしているだけで、都合が悪くなれば屁理屈を付けて平気で撤回する人間である。安倍首相と同類の人間である。

    >それまで一面識もない私の面会要請に直ちに応じてくれた若狭議員
    それは、彼の度量の広さからではなく、天木氏もそれなりに影響力のある人間だから、利用できる所があるかもしれないと思ったからである。

    >その時、私が若狭議員に語った事は、小池百合子の参謀になれるのはあなたしかいない、出来れば名参謀になって小池百合子をこれまで誰も真似のできなかったこの国の指導者にしてもらいたい、

    ここ迄は彼も気持ちよく聞いたことでしょう。

    >そのためには、都民ファーストの次は国民ファーストだ、徹底した情報公開だ、何よりも安倍首相の間違った歴史認識と憲法9条改憲を否定することだ、否定できないまでも、棚上げすることだ、と。

    これには、彼は納得していないでしょう。だから彼は黙っていたのです。徹底した情報公開は誰の利益のためですか?国民・市民のためでしょう?彼は基本的に、一般の国民大衆の立場に立つ人間ではありません。自民党議員であることだけでもそれは分かりますが、彼のサイトの主張を読んでもそれは分かります。
    ましてや、歴史認識と憲法9条改憲の否定など、小池氏の参謀である彼からすれば到底できないことです。

    天木氏が、凡そ正反対の思想を持っている人物に期待を寄せる理由が私にも分かりませんが、有料メルマガでも読めば説明されているのでしょうか?もし、説明されず、相変わらず保守的な思想を持つ人物を持ち上げ続けるのであれば、天木氏自身を”お調子者”と断ぜざるを得ません。

    正義を貫こうとする人間は”崇高”な顔をしています。その代表はインドのガンディーです。メルケル首相は、正義の心は持ってるんですが、貫く力に欠けています。強い力に出くわすと、軟化してしまうということです。
    そしてこの若狭氏はそもそも、正義の心すら持っていません。小賢しさが顔にプンプン出ています。まあ、日本人はヒステリー性格をベースにした民族ですから、パラノイアをベースにした人間は一応出て来ないことになっています。
    そういう人間が今こう言ってるからと言って、明日には別のことを言い出す可能性が大いにありますから、信用できないということです。
    特に今の日本はそういう人間ばかりです。だから期待しても、そういう人物は現れないのでしょう。

  2. 私はなぜ小池さんを、そこまで持ち上げているのか全く理解できません。
    小池さんといえば、バリバリのタカ派で憲法改正を主張、また核兵器の議論を進めようと発言した人物であり、
    今は都知事という立場、また選挙のイメージ戦略もあり発言は控えていますが根本的に憲法9条とは相反する人物だと思いますが。

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