新党憲法9条

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東京都議選への不参加を最終決断しました

 新党憲法9の支持者の皆様にお知らせしたいと思います。

 私が今度の東京都議会選挙で新党憲法9条から一人でも候補者を立てて新党憲法9条の存在を世に訴えようと考えた事は皆様にお知らせした通りです。

 しかし、このたび最終的に不参加を決めました。

 その理由は、良い候補者を見つける事が出来なかったことと、今度の東京都議会選挙は安倍自民党と小池新党の対決構図一色になり、新党憲法9条が名乗りを上げるのは得策でないと考えるに至ったからです。

 しかし、それよりも大きな理由は共産党が今度の東京都議会選挙で安倍改憲の阻止を争点にすると明言したからです。

 5月16日の東京新聞が一段の小さな記事でつぎのように報じていました。

 それを私は見逃しませんでした。

 すなわち共産党の小池晃書記局長は15日の記者会見で、安倍首相が2020年までに改憲すると明言した事に関し、次のように語ったというのです。

 「民意は東京都議選で問われる。憲法9条の問題は争点に急浮上した」と。

 これは安倍首相の改憲の決意が本物であると見た危機意識のあらわれだと思います。

 そして、その危機意識は正しく、私も強い共感を持ちます。

 安倍首相の唐突な改憲宣言がどのような思惑で行われたものにせよ、そして、それが自衛隊の明記という姑息で矛盾に満ちたものであり、それゆえに自民党内や、いわゆる「フルスペック」の改憲論者から反対の声があがろうとも、安倍首相は2020年の東京五輪という期限を切って改憲すると、安倍首相は公言したのです。

 もはや安倍首相は引き返す事は出来ず、何としてでもやり抜く覚悟でしょう。

 その証拠に、自民党憲法改正推進本部の下に、自分と考えの近い者たちを集めた新たな組織をつくろうとしています。

 いつもの手口です。

 自分の言う事を聞く者だけを集め、彼らに命じて一気に事を運ぶつもりなのです。

 これを阻止する事は容易な事ではありません。

 もはや唯一の護憲政党である共産党が危機意識を持つのは正しく、そして私もその危機意識を共有します。

 しかし、共産党が安倍改憲を東京都議会選挙の争点にすると語ったのには驚かされました。

 なぜなら地方選挙の争点として憲法9条の是非はなじまないからです。

 しかも、今度の東京都議会選は、東京の改革をめぐる安倍自民党と小池新党の一大決戦となります。

 しかも小池新党は、共謀罪とか憲法9条のような与野党対決の政治問題は巧みに争点から外そうとしています。

 民進党に至っては憲法9条はアキレス腱です。

 そんな中で、ひとり共産党だけが安倍首相の改憲の是非を問うて、どこまで票を伸ばせるのかと思います。

 これは共産党にとって大きなかけです。

 もし共産党が今度の都議選で安倍首相の改憲発言を都議選の争点として正面から訴えて議席数をのばす事が出来たら、安倍首相の改憲阻止は共産党に任せ、それを皆が応援すればいいという事になります。

 その一方で、もし共産党が議席をのばすことが出来なければ、もはや既存の野党では安倍首相の改憲は阻止できないということになります。

 もちろん改憲阻止の野党共闘などは東京都議会戦後は、難しくなります。

 これを要するに共産党が東京都議会選挙で勝てば新党憲法9条の必要性はなくなっていきます。

 しかし、共産党が都議会選挙で勝てないようでは、その時こそ新党憲法9条のような国民政党が必要になって来るという事です。

 私は共産党が憲法9条問題を都議選の争点とすることを知った時点で、新党憲法9条の東京都議選への参加を見送る最終決断をしました。

 安倍改憲阻止を訴える政党は一つでいいと思うからです。

 東京都議選では共産党の健闘を陰ながら応援すればいいのです。

 そして、それでも共産党が支持をのばせない事がわかったら、その時こそ、新党憲法9条実現の動きを加速させればいいと思うのです(了)

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