今度のトランプ大統領の電撃的なシリア攻撃は、あらためて新党憲法9条の必要性を教えてくれたと私は受け止めています。
トランプ大統領は、決して考え抜いた上での行為に出たのではなく、子供の犠牲を見て感情的にアサドを懲罰したのだと言われています。
私もそう思います。
それは明らかに一方的な軍事攻撃であり、国際法違反です。
しかしそのトランプの攻撃を侵略だと激しく非難している国がシリア、北朝鮮、イラン、ロシアぐらいだしかないところが笑止です。
こんな国しか国際法違反だと非難する国がいないということは、まるでトランプが正義のように見えます。
もちろんトランプが正義などということはありません。
残念ながら現実はまだ正義が実現されるほど国際法が完成していないという事なのです。
しかし、だからといってこのままでいいはずはありません。
トランプを正しく非難できる国は憲法9条を実践できる国だけです。
憲法9条を国是として掲げる国が世界の大勢になるのは理想ですが、世界はその理想を追求していかなければ人類に未来はありません。
それを率先しようとして再出発したのが日本だったはずです。
その日本を象徴しようとつとめられたのが今上天皇だということを我々はあのお言葉で知りました。
そんな憲法9条も、天皇のお言葉も、ないものにしようとしているのが安倍首相です。
残念ながら、そんな安倍首相を、この国の政治は止められません。
政治が止められないということは、誰も止められないということです。
このまま自民党と野党共闘の不毛な政権争いが続いていく中で、日本は気がついたら本当に憲法9条を手放してしまうことになります。
その時気づいても、もう手遅れです。
その時日本は国際的に存在意義を失っているでしょう。
いまこそ新党憲法9条が日本の政治の中で必要な時です。
それは日本の政治の歴史の流れの中で必然的に湧き上がってくる要請であると私は確信しています。
しかし私一人がそれをいくら叫んでも、日本の世論に影響を与える事はできません。
何の影響力もない普通の国民でも、数が増えれば一つの大きな政治的力になります。
私の訴えに賛同して寄付を寄せてくれる人たちこそ、そういう政治的力になる人たちです。
その力を結集して出来るのが新党憲法9条なのです。
それは既存の政党や政治家のように、組織や私欲を持ちません。
新党憲法9条の下に、ひたすら憲法9条を世界に訴える目的の実現のために集まる人たちです。
私はそれらの人たちの思いを結集するためのスキームを作ろうとしているのです。
いったんスキームが出来れば、あとは私の手を離れ一人で動き出していくでしょう。
どうか皆さん、引き続き新党憲法9条の実現に向けて協力と支援をお願いします。
みなさん一人一人の思いが新党憲法9条をつくるのです。
そして新党憲法9条が世界を救う事になるのです。
それは夢物語ではありません。
世界はそれを必要としているのです。
みなさん一人一人が平和な世界をつくるのです。
それは可能なのです。
憲法9条がそれを可能にしてくれるのです(了)
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