中国が解決しようとしないなら我々が対処する。
こうトランプが発言したことで、いよいよ米国が北朝鮮に軍事力を行使するのではないかという危機感が一気に高まった。
そして日本のメディアは連日、大騒ぎをし、危機を煽っている。
すべてはピント外れの茶番だ。
斬首作戦かピンポイント爆撃か知らないが、そんな事を米国がしようものなら北朝鮮情勢はどうなるのか。
危機を煽る日本のメディアと、そのメディアに嬉々として出演して空論を語る識者は、無責任の極みである。
そのような空論を語る暇があったら、どうしたらそのような事態を避けられるか、その事をもっと真剣に考えるべきだ。
北朝鮮の暴走を止めるには、米国が北朝鮮と話し合いに応じるしかない。
ところが、ただでさえ外交音痴の米国が、トランプになっていよいよ外交不在になった。
この米国の無策が北朝鮮を増長させているのだ。
そして、この米国の無策が、北朝鮮との軍事衝突は避けるべきだと唱える中国を正しく見えさせているのだ。
本来は中国の言っている事こそ、憲法9条を持つ日本が真っ先に唱えて、実践すべき事なのである。
ところが安倍首相は憲法9条を捨て、トランプの米国との軍事同盟強化を急ぎ、協力すべき中国と敵対している。
愚の骨頂だ。
日本が持つ有利なカードをみずから捨てて日本の立場をわざわざ弱めている。
トランプの米国にととも自滅に向かっている。
こんな安倍首相の間違った外交・安保政策に、待ったをかける事のできる指導者がただの一人も出て来な事が不思議だ。
日本の政治も官僚もメディアも有識者も、ここまで劣化してしまったという事である。
こんな状態がいつまで続くのだろうかとため息がでる(了)
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