新党憲法9条

憲法9条それは希望

野党が存在しない、今の日本の政治

 驚いた。

 あきれてものが言えないぐらいだ。

 共謀罪の国会審議がきょう6日から始まると、きょうの各紙が当たり前のように報じている。

 私が驚いたのは、あっさり審議入りが合意されたからではない。

 政府が目論んでいた予定通りに、6日に審議入りすることが合意されたからだ。

 審議拒否どころか、野党は安倍暴政政権に対し、かすり傷ひとつつけることなく譲歩した。

 その体たらくに驚いているのだ。

 これでは、いくら国会審議で反対してみせても、まったく意味はない。

 共謀罪はもはや成立したも同然だ。

 野党共闘がうまく行くかどうかというレベルの話ではない。

 この国の政治には、もはや野党がなくなったのだ。

 それでも野党共闘と叫ぶいまの野党は、自分たちの存在感を示し、政党、政治家としての生き残りさえできればいいのだ。

 よくもこんな野党を支持する国民が今でもいることだ。

 安倍政権も、それを批判する野党も、国民に背を向けた税金泥棒の集まりである(了)

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