きょう3月19日の各紙が報じている。
きのう18日に山梨県昭和町で輿石東前参院副議長の旭日大授章受章を祝う会が開かれたという。
そこに菅官房長官をはじめ与野党の政界の大物たちが集結し、盛大に祝ったという。
私が驚いたのは菅官房長官が次のような祝辞を述べて会場の笑いを誘ったと書かれていたくだりだ。
「参議院のドンとか日教組のドンとか、今でいう安倍強権というレッテル貼があるが、レッテルを貼られる人に悪い人はいない」と。
それだけではない。
なんとこの祝賀パーティの発起人の一人が、あの鴻池祥肇自民党議員だという。
「小池は東京で、籠池は大阪で、鴻池は甲府で」と言って、今を時めく有名人を気取ったという。
これほど腹立たしい光景はない。
いま日本の政治は森友疑惑をめぐって安倍政権追及の正念場を迎えている。
安倍暴政を倒す時は今をおいてないというほど、安倍首相は追い込まれている。
そんな緊迫した政局の中で、与野党の大物が集まって祝賀パーティをやっているのだ。
国民の期待を裏切って安倍暴政を誕生させた民主党のA級戦犯である輿石東元民主党幹事長が、安倍自民党政権から最高位の勲章を与えられ、その祝賀パーティに、事もあろうに安倍暴政の元凶の固まりのような菅官房長官が駆けつけて祝辞を述べているのだ。
ここに、この国の政治家たちの正体がある。
「国民のための政治を実現する」、「そのために政権交代を競い合う」というのは形ばかりで、裏では政治家という特権階級たちのなれあいがある。
さすがの輿石氏もバツが悪いと思ったのだろう。
わざわざ次のように釈明している。
「菅氏(官房長官)とは接点がない。びっくりした」と。
とんでもないウソだ。
この国の政治の八百長ぶりを象徴した輿石東の旭日大授章受章祝いである(了)
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