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成果が何もなかったプーチン大統領の訪日と日ロ首脳会談

 昨年12月に鳴り物入りで行われたプーチン大統領の訪日と安倍・プーチン首脳会談であったが、結局北方領土の主権問題は何の進展もなく終わった。

 そのかわり北方領土の共同経済活動が合意され、これが平和条約に結びつく大きな成果だと喧伝された。

 ところがきょう3月9日の朝日新聞が書いた。

 18日から東京で開かれる予定の第一回外務次官級公式協議は難航が予想されると。

 その理由は、北方領土に対する日本の主権が害されないよう、ロシアの法律と異なる「特別な制度」を目指す日本と、北方領土を実効支配し、あくまでもロシアの国内法の適用を求めるロシアとの間で立場の違いがあるからだという。

 なんということだ。

 唯一の成果であった共同経済活動でさえ、北方領土の領有権の違いから進まないのだ。

 安倍・プーチン首脳会談は成果がゼロだったという事である。

 そうならそうと、安倍首相と外務省は、あの時白状しておくべきだった。

 こうなることが分かっていたメディアは、あの時そう書くべきだったのである(了)

コメント & トラックバック

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  1. <安倍・プーチン首脳会談は成果がゼロだったという事である >
    と有りますが、全くの正論で正しいと思います。
    会談前及び会談後にも一部のメディアや評論家の方も既にこのような見解を出されておりました。
    然しあくまで、日本国家の立ち位置から見た見解であると思います。
    私は、違った角度から見てみたいと思います。
    アベの立ち位置から見れば大成功でした。メディアは会談を絶賛し報道しました。国民もメディアの報道に染まり絶賛したように感じられました。事実。会談直後や今に至るまで、日ロ会談の成功(?)は世論調査でも、この会談の成果(マスコミによってあ歪曲されて伝えられた成果)アベ政権の支持率にも大きく寄与しているようです。
    従って、安倍政権には日ロ会談は大成功だったと私には考えられます。
    アベ本人にしても、真の国家の事よりも、アベの政権の維持に寄与すればいい事なのです、即ち、この事がアベが目指す国家に寄与すればいいだけの事ですので、彼も大成功と喜んでいると私は考えています。

  2. 成果とは 領土が 帰ってくることというための 誘導記事。
    どこまでも 田布施族擁護の記事。
    連合国として 戦争をした 昭和 田布施天皇を 隠し、ポツダム宣言をなきものとしていく
    安部 ネオコン と 全く同じ 誘導。

    外務省であったはずだが、
    スターリンに 自己保存のために 兵士を プレゼントした、領土もプレゼント した ということは 知らない?
    沖縄を 自己保存のために 米にプレゼントしたことは 知らない?

    森友ではなく 今ごろ 領土を あえて記事にするという
    田布施擁護の 記事でしかない。

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