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なぜ誰もトランプ大統領の国賓招待に異論を唱えないのか

 きょう2月22日の朝日と産経が報じている。

 英国下院は20日、メイ首相が1月に訪米し米英首脳会談を行った際、トランプ大統領の訪英を招待した事について、議論を始めたと。

 たちどころに議会で賛否両論が沸き起こったと。

 この報道を見て、私は英国と日本の違いをつくづく思い知らされた。

 英国と米国の関係は、アングロ・サクソン同盟と呼ばれるように、文字通り歴史的な同盟関係の間柄だ。

 その英国でさえ、メイ首相がトランプ大統領を招待した事にすかさず世論の反対が起きた。

 エリザベス女王に会わせてはいけない、国賓として招待してはいけない、という請願運動が起こり、ついにその動きが英国下院の一大論争にまで広がったのだ。

 ひるがえって日本はどうか。

 安倍首相はメイ首相についで2月10日に訪米し、日米首脳会談でトランプ大統領を公式招待した。

 日米首脳会談は100点満点と評価され、安倍首相は年内にもトランプ大統領の訪日を政治日程に組み込んでいるとまで報じられている。

 ということは、天皇陛下への謁見が行われるということだ。

 これほど重要な政治決定にもかかわらず、メディアは一切問題視しない。

 メディアが報じなければ国民は気づかない。

 国会でも、このトランプ大統領の訪日について問題提起した議員は見当たらない。

 米国の最大の同盟国でさえ国論を二分する問題になっているというのに、なぜ日本では問題視されないのか。

 それはメディアが安倍政権に都合の悪い事を書かないからだ。

 野党にこの問題を取り上げるまともな議員がいないからだ。

 しかし、英国発の、このトランプ大統領の国賓招待の是非をめぐる議会論争が日本に波及するのは時間の問題である。

 いつ、だれが、この問題に火をつけるのか。

 どのメディアが最初に取り上げ、どの野党の、どの政治家が口火を切るのか。

 私は最大の関心を持って注目している。

 間違いなく、このトランプ大統領の訪日問題もまた、安倍首相を追い込む政治、外交問題に発展していくことになるだろう。

 そうならなければいけない。

 それとも、対米従属が当たり前の日本では、トランプ大統領の訪日と天皇陛下の謁見は当然であり、誰も異論を唱えず受け入れられるとでもいうのだろうか(了)

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  1. >ということは、天皇陛下への謁見が行われるということだ。

    トランプ大統領は天皇陛下に会うことを希望しています。しかし、安倍総理がOK出せる筋合いではないのに、
    会うことを了承した安倍総理を問題視するツイートがありました。
    私も天皇陛下を政治利用するな!と怒りでいっぱいです。天の陛下がお気の毒すぎます。

  2. 天皇陛下はその時、正に国民の象徴となられ、

    安倍晋三に対し「私はあなたの政治に利用されない」と、

    一言述べられるだけで殆どの国民は納得するでしょう。

    その時こそ、安倍晋三の政治家人生終焉の日でもあるのです。

    国民の大多数は天皇陛下を人間として尊敬していますが、

    安倍晋三を人間として尊敬する国民は、果たして何人いるでしょう?

    実際にこのような事が起これば、メディアは「天皇の政治介入だ!」と大騒ぎするのでしょうね。

  3. なぜ誰もトランプ大統領の国賓招待に異論を唱えないのか?
    それは日本国民に抜きがたい白人コンプレックスがあるからです。
    日本国民や日本政府の行動を、国民性から考えている者です。
    気付いている人も勿論いますが、99%の日本国民は気付いていません。日本人は明治の開国以来、非常に強い白人コンプレックスに支配されるようになりました。天木さんも外務省にいたからご存知ではないでしょうか?外務省には白人かぶれで白人にしか会わない、有色人や日本人には絶対会おうとしない役人がいっぱいいたそうですが、今もそうなんですか?

    沖縄に住んでいた時、現在の天皇が皇太子時代に皇太子妃と一緒に沖縄に来ました。沖縄はご存知の通り天皇の軍隊によって住民が虐殺された歴史があります。住民はどんな反応をするのだろうと興味があって、私も両人が通過する沿道に出かけてみました。すると沿道には人が溢れ、通過する2人に手を振って大歓迎でした。びっくりしました。誰かの言葉を思い出しました。主人は召使の落ち度は決して許さないけれど、召使はご主人様の落ち度には寛容である、という格言です。沖縄人も天皇崇拝根性があって、崇拝するご主人の落ち度には極めて寛容であるわけです。
    これは沖縄人だけのことではなく、日本人全体に言えることですね、共産党を除いては。

    トランプですが、彼は自分の金を使ってで大統領になり、アメリカ国民の為に働くと宣言しました。一部のエリートのためには働かないと就任演説で宣言しました。自分たちの言いなりにすることが出来ないアメリカの1%は彼を葬りたくて躍起になっています。日本のメディアもアメリカに同調してトランプ批判ばかりしています。普通に考えれば、これだけトランプがとんでもない大統領なんだったら、日本に来るなと言うのがスジなのに、一言も言わない。白人の大統領、しかも宗主国の大統領が来てくれるとあれば、ありがたくて仕方ない。白人コンプレッスの強さが圧倒的に勝るからです。

    オバマガ来た時もそうでした。オバマは白人ではありませんが、宗主国のご主人様です。ご主人様がわざわざ足を運んで下さるのに文句を言う気持ちなどさらさら起こりません。
    日本人はアメリカを上に見、崇拝すらしておりますが、イギリス人に限らず、ヨーロッパ人は同じ白色人種ですから、アメリカ人を上になど見ておりません。むしろ、アメリカという国がやっていることのエゲツなさ、アメリカ文化の軽薄さを日本人以上に知っておりますから、どちらかと言うとアメリカという国を見下げている人の方が多いというのが私の見聞です。一般国民がそうですから、トランプというヘンな人間が来るというと、一般国民は普通に反対します。

    日本では野党議員自身もこの白人崇拝根性を持っているから、このことでアベ政府を追及する気が起こらないし、一般国民が白人崇拝主義ですから、たとえこの問題を持ち出しても国民の支持が得られるとは感じていないのでしょう。
    日本人で例外的に、白人崇拝主義を余り持っていないのが共産党の人たちですが、しかし、最近の共産党は大衆迎合的な面が出て来ましたから、果たして共産党議員はこの問題を取り上げるでしょうか?

    以上、国民性の面からこの問題を考えてみました。

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