きょう1月21日の東京新聞が一面トップで大スクープを掲載した。
海上自衛隊最大の護衛艦である「いずも」を戦闘機の発着が可能な空母に改修して、そこに米戦闘機を発着させることが検討されているというのだ。
複数の政府関係者が明らかにしたという。
対米従属、ここに極まれりである。
安倍政権が護衛艦を空母並みに改修することを考えていることは、既に報じられていた。
それが専守防衛違反の懸念がある事も指摘されている。
しかし、米戦闘機を発着させるために改修するとは知らなかった。
もし、これが本当なら、専守防衛逸脱の危険どころではない。
完全な違反であり否定だ。
憲法9条の改憲どころか、その前に完全否定してしまうということだ。
戦後70年続いた日本の国防政策の大転換である。
米軍による日本の完全支配である。
日本の政治の否定である。
よくもこのような事を安倍政権は考えるものだ。
よくも護憲政党は黙っていられるものだ。
もし日本国民が騒がなければ、日本は終わりだ。
きょうの東京新聞の大スクープが、はたして明日から始まる国会でどのように取り上げられるのだろうか。
けだし、見物である(了)
防衛省は、ステルス戦闘機F35を42機を導入する計画で、最初の機体が今月末に三沢基地に配備されることになった。
この長距離巡航ミサイルは、能力上は相手の基地を狙ういわゆる敵基地攻撃の武器になり、運用には専守防衛との整合性がより重要になると、TVニュースで報じていた。
トランプ大統領の就任を面前に控えた2016年12月にアシュトン.カーター米国防長官が、一番に
横須賀基地でいずもを視察した.
その時も戦闘準備体制をチェックしにきたと報じたところもあった。
安倍首相はずっと同じ課題をもちながら、何もしない出来なかったことで、国民の危機はますばかり。
日米同盟のために、これから先、日本国民が辛苦をなめるのは、時代を読めない政権を生み出し、
自虐的にいうなら今の日本人の責任なのだ。