テレビで語った安倍首相の言葉がそのままきょうの新聞の記事になっている。
こんな馬鹿な事があるだろうか。
新聞がテレビの下請けになっている。
しかし、私がもっと驚いたのは、そこで報じられる安倍首相の発言だ。
きょう2月14日の朝日新聞が、安倍首相がNHKで語った次のような言葉を引用して書いている。
「在日米軍の駐留経費や日本の防衛費について、(トランプ大統領からの)言及はまったくなかった。この問題は終わった。ただ、いままで以上の役割を果たしていかなければならない・・・・」
まさしくシナリオ通りだ。
つまり米国から言われてそうするという形をとれば誰が見ても対米従属だと批判される。
対日要求を封印してもらうかわりに、進んで負担増をすると裏取引をしたとわけだ。
トランプからは、もはや負担増の発言は一切出て来ないだろう。
そのかわり、安倍政権は、これからますます、武器購入や自衛隊派遣など、どんどんと進めていくに違いない。
きょう2月14日の東京新聞が、安倍首相がBS番組で語った次のような言葉を引用している。
「(イスラム圏7カ国からの入国禁止令に対して)米国のような国を孤立させてはならない」と。
これは、これまで、「内政上の事にはコメントしない」と言って来た事を、さらに進めて、本音をバラシタ瞬間だ。
欧州各国の首脳が批判してる中で、自分はひとりトランプ大統領を弁護すると言ったも同然だ。
トランプ大統領が孤立するのは入国禁止令は違法、違憲であるからだ。
トランプ大統領を孤立させないようにするには入国禁令を撤回すればいいだけの話だ。
いまでも入国禁止令に固執するトランプ大統領を孤立させないということは、トランプ大統領と心中すると言っているようなものだ。
違憲首相である安倍首相が違憲大統領と心中するのは勝手だが、そのせいで日本が世界に笑われ、敵視されてはたまらない。
とんでもない発言を安倍首相はテレビで話していたのだ。
国会で追及するほかはない(了)
Comment On Facebook