ついに来るべきものが来た。
トランプ騒ぎに乗じて、ついに安倍・菅暴政コンビは辺野古移設の本体工事に着手に踏み切った。
これ以上の暴政はない。
安保法の成立よりもはるかに悪質で深刻だ。
直接的な憲法9条違反だ。
物理的な人権蹂躙だ。
こんな巨大で最新鋭の米軍基地が、日本政府の意志と日本国民の血税でつくられるなら、沖縄はもちろんのこと、日本は永久に米軍の軍事支配から抜け出すことはできなくなるだろう。
もちろん憲法9条など吹っ飛んでしまう。
戦後70年の日本の政治史の中で、最大の事件であるというのに、なぜ政治家は動こうとしないのだろう。
なぜ翁長知事や稲嶺市長だけに任せっきりで済ましているのか。
イデオロギーとは無関係に、憲法9条を守りたいと考え、在日米軍基地に反対し、そしてなによりも沖縄の住民に同情する国民は、全国に大勢いるはずだ。
なぜ国会議員はそのような一般国民の気持ちに訴えて、全国的な反対デモを起こそうとしないのだろう。
われわれ一般国民はそのようなデモをしたくてもみずから行うことは出来ない。
特権と時間とカネのある国会議員こそ、八百長のような国会審議を止めて、国会の外に出て反対運動の先頭に立つべきなのだ。
国会議員はあてにならないと、あれほど狂ったように安保法反対を訴えたシールズはどこへへ消えたのか。
なにもか、私にとってはいかさまに見える。
いまこそ国会議員は翁長知事、稲嶺市長を支援すべきだ。
沖縄の住民に呼応して、全国各地で辺野古工事反対のデモが日本列島を覆いつくす時だ。
この国の政治は、よくも辺野古本体工事の強行を傍観していられるものである(了)
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