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安保条約5条の正体を教えてくれた安倍・マティス会談

 NHKのニュース速報から一夜明け、きょう2月4日の各紙は一斉に安倍首相とマティス米国防長官の会談を一面トップで報じた

 NHKと同様に、尖閣諸島に日米安保5条が適用されることが確認された事ばかりを強調している。

 いいだろう。

 おかげで国民は日米安保条約5条を嫌でも知ることになる。

 あまりにも安倍首相や岸田外相が安保条約5条の適用が確認された、されたと、まるで大手柄のように強調するものだから、各紙も参考までに安保条約5条の条文とは一体どういうものかを引用せざるを得ない。

 日米安保条約5条には何と書かれているのか。

 (日米両国は)日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方への武力攻撃が、自国の平和と安全を危うくするものであることを認め、憲法上の規定、手続きに従って共通の危険に対処する。

 これが第5条の条文だ。

 これを素直に読めば、米国が米兵の血を流してまで日本を守る義務はどこにもない。

 あくまでも「共通の危機に対処」するだけだ。

 しかも、米国は米国の「憲法上の規定と手続きに従って」対処するだけだ。

 米国議会が承認しなければ対処できないのである。

 日米安保条約5条のこの曖昧さこそ、米国はいざという時に本当に日本を守ってくれるのか、という疑問がいつまでたっても払しょくできないゆえんなのだ。

 そして、今度のマティス国防長官も、いままでの米国の立場から一方も踏み込まなかった。

 安倍首相が安堵し、メディアが大騒ぎして報じていることは、トランプ大統領になって日米安保を破棄してくるのではないかというおそれが、とりあえず払しょくされたというだけだ。

 あまりにも情けない安倍・マティス会談だ。

 果たして国民はその事に気づいただろうか(了)

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