きょう1月31日の読売新聞が書いている。
1月28日に行われた日米首脳会談でトランプ大統領が安倍首相にこう語ったと。
「マッドドッグ(狂犬)というあだ名は、戦争で一度も負けた事がないからだ。彼は極めて有能だ」と。
「いち早く日本に送り込むからよろしく」と。
何という無礼な発言だろう。
狂犬を送り込むからよろしくとはなんだ。
狂犬とは、拷問でアラブ人を脅かした時のあの犬を連想させる言葉だ。
これほど日本を馬鹿にした言葉はない。
しかも、一度も負けた事がないからよろしくという。
要求を何でも聞け、というメッセージではないか。
こんな言葉を首脳会談で使うトランプも無礼極まりないが、それを黙って聞き逃したとすれば、安倍首相にはプライドのかけらもないということだ。
そしてそのことを、読売新聞は、あたかも全幅の信頼を置いているマティス国防長官を派遣するということは日本重視のあらわれだ、と言わんばかりに、次のように書いている。
「日本側はマティス氏と日米同盟の重要性を確認し、(2月)10日の首脳会談につなげたい考えだ」と。
情けない読売新聞だ。
これでは、会談前から全面敗北する首脳会談である言を認めているようなものである(了)
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