きょうから8月だ。
そして8月といえば8月末に米国で開かれるG7サミットの事が私の頭に浮かぶ。
本当にトランプ大統領はサミットを開くつもりなのか。
そう思っていたら、きょう8月1日の東京新聞が一段の小さな記事で報じた。
米国のクラフト国連大使が7月30日、米NPOのオンライン対談で次のように語ったと。
「トランプ大統領が直接演説することを望んでいる」と。
そして、その後で次のように語ったと。
「(トランプ大統領が)じかに演説する唯一の首脳になる」と。
国連総会の一般演説は、毎年各国の首脳が順番に登壇し、演説することになっている。
しかし今年はコロナウィルスの世界的大流行が収まらないため、事前に収録したビデオ演説を総会議場で放映する事を認める決定が7月22日付で採択されていた。
クラフト米国連大使の7月30日の発言によって、トランプ大統領以外の首脳はみなビデオ演説にする事がわかったわけだ。
ということは安倍首相もビデオ演説にするということだ。
ニューヨークに来て国連演説することを止めたG7の首脳が、わざわざ、その直前にワシントンに来てトランプ大統領の主催する対面サミットに出席するだろうか。
とてもそうは思えない。
さては安倍首相だけは、日米首脳会議を行うためだと言って訪米し、G7のメンバーの中でひとり対面会議に応じるつもりなのだろうか。
トランプ・安倍の関係はここまで追従的かと世界の笑いものになるつもりなのだろうか。
そのことはもうすぐわかる。(了)
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