辺野古建設の白紙撤回を発表するかどうかが、原理主義者河野防衛相に対するリトマス紙だ。
そう私は書いた。
もちろん本気でそう書いたわけではない。
河野防衛相にそんな決断が出来るはずがなく、する気はまるでない。
きょうの各紙が報じている。
自衛隊が保有するオスプレイが、あさって7月6日から千葉県木更津駐屯地に配備される事を河野防衛相がきのう3日の閣議後の記者会見で明らかにしたと。
本来は佐賀県に配備する予定だったが、佐賀県の住民(漁民)が受け入れないから暫定的に木更津にしたのだ。
佐賀県の住民が受け入れないから暫定的が常態になること必至だ。
もちろん木更津の住民は納得していない。
しかもこのオスプレイは南西諸島の防衛のためだ。
木更津に配備しても距離が遠すぎて機能発揮に疑問符がつけられている。
要するに陸上イージス計画と同じ構図なのだ。
住民の安全の為に無駄ない予算を使わないというのが陸上イージス計画の白紙撤回の理由だった。
しかし今度のオスプレイの木更津配備はその逆だ。
住民が反対しても強行する。
無駄とわかっていても強行する。
米国に買わされたオスプレイの配備先が見つからなくても強行する。
陸上イージス計画を白紙撤回した河野防衛相は支離滅裂ではないかと質問する記者は一人もいなかったのか。
この例からもわかるように、日米同盟に関わるすべての政策が、説明がつかないまま、最後は強行されて終わる。
その片棒を担いでいるのが河野防衛相なのである。
原理主義者であるだけに、聞く耳を持たないからなおたちが悪い(了)
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