きょうの最大の注目記事はこれだ。
すなわちエジプトのカイロ大学が8日付で、小池東京都知事が「1976年にカイロ大学文学部社会学科を卒業した事を証明する」という声明を出したというのだ。
カイロ発共同通信が配信し、それを地方紙が掲載した。
その一方で大手紙はどこも報じてはいない。
いうまでもなく、「小池都知事のカイロ大学卒業は詐称ではないか」という疑惑は以前からささやかれていた。
そしてこの疑惑は、東京都知事選を前にして再び再燃し、小池都知事を快く思わない者たちからの声が上がり、一部のメディアが取りあげた。
そんな中で、卒業証書を発行したカイロ大学が、卒業違いないと認めたのだ。
しかも共同の報道によれば、モハンマド・エルホシュト学長名で出されたその声明は、極めて強い調子で次のように断言している。
「卒業証書はカイロ大学の正式な手続きにより発行された」と。
そして、その信ぴょう性について疑義を示した日本のジャーナリストに対して、「大学と卒業生への名誉棄損で看過できない」と非難している。
カイロ大学の広報担当者も、共同の電話取材に対して、「小池氏はカイロ大学を卒業している。議論の余地はない」と強調したという。
おりから小泉元首相らと会談した二階幹事長は小池百合子氏への支援を表明した。
連合もまた、はやばやと小池百合子氏への支持表明をしている。
都知事選に向けた野党4党の共闘は崩れ、宇都宮候補の支持打ち出した共産党についたのは社民、立憲にとどまった。
不毛な国会が終わったとたん、政局は東京都知事選一色になり、それが終れば、ポスト安倍は小池東京都知事しかいないという流れになる予感がする。
安倍首相の息の根を止めるのは、石破氏でも吉村・橋下コンビでもなく、小池百合子東京都知事であるような気がする(了)
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