野党はコロナ対策しか質問してはいけないのか。
もちろん、そんな事は無い。
そう言って野党を批判する連中は、政治家でもメディアでも有識者でも、間違いなく安倍擁護者だ。
安倍スキャンダル隠しの片棒を担いでいる連中だ。
百歩譲って、時間が足りないというなら、一言でもいい。
森友疑惑で、安倍首相、あなたは辞めないのか、と聞くだけでいいのだ。
しかし、だからといって、週刊誌の記事をそのまま引用するようでは能がなさすぎる。
安倍首相に、どうぞ逃げてくださいと言っているようなものだ。
きのう野党議員が週刊朝日の小泉純一郎元首相のインタビュー記事を引用して「辞めるつもりはないのか」と聞いたらしい。
こんなバカな議員がいるから野党はだめなのだ。
そんな子供でも聞けるような質問をされて、「はい、辞めます」
と誰が言うか。
ましてや、「小泉元首相がいうのなら辞めます」とでもいうのか。
「辞める気はありません」で終わるしかない。
そしてその通りに終わった。
どうせひとこと聞くなら、安倍昭恵夫人の証人喚問はどうなったのか。
それだけを、野党は、どの党の誰が質問しようと、馬鹿の一つ覚えのように聞けばいいのだ。
なにしろ共産党の小池晃氏が質問の最後に念を押した。
そして議長が理事会で協議しますと約束した。
もう一週間以上もたっているのに、その後どうなっているのか、まるで報道がない。
安倍昭恵夫人が国会に出て来れない理由はどこにもない。
財務省職員の遺書が出て来ても、コロナ危機が拡散して大騒ぎになっても、友人たちと濃厚接触する暇があるからだ。
時間がないとは言わせない。
体調が悪いとは言わせない。
もう一度言う。
野党は国会審議があるたびに、どの政党の、どの議員であっても、最初にひとこと、安倍昭恵夫人の証人喚問をお願いしますと繰り返せばいいのだ。
証人喚問が実現するまで、あきらめずに要求すればいいのだ。
コロナ対策の質疑の時間を奪わないように、冒頭に一言要求すればいいのだ。
間違いなく安倍首相は辞めざるをえなくなる。
ちなみに、きのうの野党のバカ質問を、あたかも重要であるかのように、きょうの朝日新聞だけが囲み記事で報じた。
週刊朝日の宣伝を朝日新聞がやっている(了)
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