新党憲法9条

憲法9条それは希望

なぜ山本太郎は野党共闘の足を引っ張り続けるのか

 今の政治で何が一番問題なのか。

 それは安倍1強があまりにも長く続いたため、政治が機能しなくなってしまったことだ。

 それを阻止するには、もう一度野党がひとつになって、安倍1強に代る選択肢を国民(有権者)に提供しなけれないけない。

 それが野党共闘だ。

 いくら元の民主党がダメだからと言って、やり直すしかない。

 ところが野党の一員であるはずの山本太郎は、野党共闘の足を引っ張る事ばかりしている。

 まず、野党共闘に最も熱心だった小沢一郎と組んでおきながら、その小沢を参院選の直前に見捨てて新党をつくり、結果として野党第一党の立憲民主党の票を食ったことがそれだ。。

 そして、つぎは、よりによって共産党と真っ先に組んで、そこから野党共闘を始めようとしていることだ。

 これでは、できるものもできなくなる。

 かつて国会で、野党共闘は野党第一党の立憲民主党に結集して行おうと演説していたのは山本太郎ではなかったか。

 極めつけは消費税へのこだわりだ。

 消費税を廃止せよと叫ぶ。

 最低でも5%に減税することが、れいわ新選組が野党共闘に加わる条件だという。

 こんな条件に固執していては野党共闘は出来ない。

 しかも、最近の世論調査では、世論の半数は少子化対策や高齢化対策に財源は必要だと思っていることがわかった。

 もはや消費税増税問題は政治の主要争点にはならないのだ。

 辛口評論家の佐高信がいみじくも喝破していた。

 自分が目立つようなことばかりやっている山本太郎の政党は信用できないと。

 まさしくその通りだ。

 きょう9月22日の東京新聞のインタビューで山本太郎はこう語っている。

 これから埼玉参院補選や東京都知事選や衆院選など、いろいろな選挙があると。

 山本太郎と言うカードを最大限に生かせる選択肢を選びたいと。

 これ以上ない思い上がった言葉だ。

 政治家を6年間やってきて、政治家の権力に酔いしれてしまった証拠である(了)

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