新党憲法9条

憲法9条それは希望

天木直人&三上隆が訴える対米自立(街頭演説書き起こし)



四条烏丸、ご通行中の皆さん、お騒がせしております。

一言、耳を傾けてください。

いよいよ、参議院選挙が始まりました。

今度の選挙は、年金問題や消費税問題、そればかりがテーマになっています。

それは勿論、重要な問題ですけれども、

しかし、今度の参議院選挙で本当に大きなテーマは何か、

それは、日本がアメリカと一緒になって、
イランや中国と戦争していく、そういう国になっていいのか、
このことこそ今の政治の最大問題点です。

私は、京都の北野中学校を卒業し、洛星高校を卒業し、
そして京都大学で学んで、今から50年ほど前に外務省に入りました。

そして、あのアメリカのイラク攻撃に反対をして、外交官を解雇されました。

しかし皆さん、その後の10数年間、
世界はどんどんどんどんと戦争国家になっていきました。

日本は益々アメリカの言いなりになって、
アメリカの戦争を受け入れる国になりました。

皆さん、アメリカのトランプ大統領はこの間日本に来て、
何と言ったか皆さん覚えていますか。

トランプ大統領は日米安保条約は不平等だからやめてやると、
やめて欲しくなければもっともっと金を払えと、
こう言ったんですよ皆さん。

これ以上アメリカに金払ってどうするんですか。

だけどトランプは、安倍首相に対してはっきりとこう言ったんです。

日米安保条約を続けてほしければ、もっと金を出せ。

こんなバカな発言を黙って聞いている日本の首相は許せますか。

私は今の安倍政権の最大の問題は、
お金を誤魔化したり嘘を吐いたり、

それは勿論とんでもないことですけども、
もっともっと許せないことは、

今の安倍首相は日本をアメリカに売り渡しているんです。

この事を今度の選挙で訴える政治家は一人もいません。

しかし、ここに京都の町に現れました。

この三上隆です。

皆さん、今度の選挙は今まで自民党に入れてきた人も
そして、共産党に入れてきた人も
今度だけはこの三上隆に入れてください。

三上隆は元軍人88歳です。

今度の選挙で一番高齢者。

その三上隆が今京都から世界に向けて
平和の発信をするために立候補しました。

オリーブの木。オリーブの木、これは日本の若者が作った、
平和を願うアメリカとの軍事同盟をやめろと、
そういって若者が作ったまったく新しい政党です。

オリーブの木。その若者の声に応えるべく、
88歳の三上隆と72歳の天木がここで訴えます。

皆さん、三上隆さんと同じように
戦争を経験した年配の皆さんは、
今こそ皆さんの平和の思いを三上隆に託してください。

そして私と同じように、ベビーブーマー、
団塊の世代、あの安保闘争を戦った70歳の今の皆さんは
私と一緒にこの三上隆に投票してください。

今度の選挙は京都府民の良識が
問われている選挙です。

いま世界で何が一番重要か。

それは勿論貧困の撲滅です。格差社会の撲滅です。

でもその原因を作ってきたのは誰か。

アメリカなんですよ。
アメリカの金融資本主義が、
あるいはアメリカの軍需産業が
世界を滅茶苦茶にしてしまった。

そんなアメリカと日本は同盟関係を結んでいる。

これは、何としてでも正さなくてはなりません。

こんな重要なことを、日本の政治家は
誰一人として政治の場で言いません。

みんなアメリカを恐れている。

アメリカの軍需産業の批判をすると殺される。

アメリカの金融資本主義のことを言うと殺される。

みんなそう言ってアメリカとの関係を口にしません。

そんなことないんです。

正しいことを言って殺されるなんてことはありえないんです。

皆さん、私たちは、本当のことを言って
今度の選挙で皆さんに訴えます。

どうか皆さん、この三上隆88歳の
最年長の候補者の声を一言皆さんお聞きください。

どうも大変お騒がせを致しました。
わたくしただいま紹介を受けましたオリーブの木公認、
京都選挙区参議院候補の三上、三上隆であります。

私は、当年88歳。戦争中は東京陸軍幼名学校。

もう、戦争が一年続いたら
特攻隊に行くところでございました。

昭和25年、当時の厚生省福音局から、
日本が危ない、せしは振るって警察予備隊へ応募せよ。

私は当時、進学校にいましたが、
それをやめまして、警察予備隊に参りました。

青森県の八戸、太平洋側で
アメリカ軍の特訓を受けました。

忘れもしません、昭和26年、
マッカーサーの命令によりまして、
私たちは石川県の金沢へ急遽移住を命じられました。

勿論、朝鮮戦争に参加するためであります。

ただ、幸か不幸か、
まぁ幸いと言っていいんでしょう。

マッカーサーが突然、トルーマンによって解任されました。
日米駐所に帰りました。

それで私どもの朝鮮行きは停止、中止になりました。

私ももう一回太平洋側の横須賀に戻されたのであります。

わたしの同期、300名のうち一割は
アメリカ空軍との戦いで戦死をしております。

そのような、私のような戦争体験者。

もう本当に戦争は嫌だ戦争はこりごりだと思っています。

でも、ただ嫌だ、ただこりごりだということで
本当に世界の、第三次世界大戦を防ぐことができるでしょうか。

世界の平和を守ることができるでしょうか。

21世紀となった今日、誠に残念ながら、
いつどこで第三次世界大戦に火がついても
おかしくないのが世界の現実であります。

一体どうしたらいいのか。

このままでは、私たち人類は
愚かしい第三次世界大戦によって全滅するかもしれません。

まさにこの21世紀、重大な今時期であります。

キリスト教の信者の方に申し上げたら、まさに神の審判の時であり、
仏教法によれば、まさに末法ということであります。

今、私たち人類は、本当にこの許し合いの戦争という
愚かしい殺し合いをやめなければなりません。

どうしたらいいのか。

私は、このタイミングならただ一つ方法があります。

わが日本が、世界でただ一国、核の洗礼を受けた日本が、
日本国民が一致団結して、勇気を振って立ち上がる時であります。

皆さん、世界に問う、本当に世界平和を訴えリードする国は
中国、アメリカですか、中国ですかロシアですか。

いずれでもありません。

私たち日本をおいて、今回世界の平和をリードする、
世界に訴える国はないのであります。

私は、そういう意味で今回の選挙、勿論年金問題。

これはもう私は、国会をお送り頂けたら
必ず今の年金の崩壊を食い止める自身があります。

しかし、その前にまずこの私たち、21世紀の人類が、
もうこの愚かな殺し合いをやめる。

これがまず先決であります。

世界でただ一国、原爆の洗礼を受けた日本が、
日本国民が一致団結して立ち上がり、

世界の平和をリードし、世界の平和を訴えなきゃならん時であります。

憲法9条、ただ単にこれを守るだけではダメなんです。

憲法9条を我々は実践をしなきゃならんのであります。

世界でただ一国。200国の中でただ一国、
戦争をやめ、軍備を撤廃し、

このことを憲法に明記しているのは日本だけであります。

この日本の憲法こそが、この21世紀の
世界200ヵ国の憲法の手本とならなきゃならんのであります。

皆さん、今をおいては他にありません。

そしてわが日本は、まずアメリカの
核の傘から抜けなければなりません。

そして、世界に先駆けて軍備を撤廃し、
不戦の道を歩まなければなしません。

そして、そのアメリカの核の傘を抜けるだけでも、
大変な勇気がいるでしょう。

けれども、私たち日本人が、
私たち日本国民が、日本がそのことをやらなかったら
どうやって世界に平和を実現するんでしょう。

日本の平和を何によって守るか。

自衛隊も必要でしょう。
でもそれ以上に理由じゃありませんけども、
アジアの共同体に日本が加わらなきゃだめでしょう。

そして、アメリカとの安保条約を廃棄して、
核の傘から抜けて、アジアの共同体に日本が入らなきゃ。

ところが残念なことに、アジアの人たちは
日本の加入は決してウェルカムではないんです。

私は戦後香港でオランダ系のインド会社の少女から、

私が元日本の軍人であることを分かって、唾をかけられました。

これは何を意味するかというとですね
中国韓国だけじゃないんです。

アジア、東南アジアにも、
あの日本人に対する怨念が
民衆レベルで渦巻いているんであります。

今の上皇陛下、何で天皇をお辞めになるのか。

上皇陛下は、仰っております。

陛下は靖国神社に参拝されず、

南アジアのプレリュー島へ行かれた。サイパン島へ行かれた。

サイパンでは、バンザイクリフという日本の邦人が、
日本人とともに、非戦闘員の皆さんが運命を共にして
崖の上から飛び降られた。老若男女問わず。

プレリュー島でも一緒であります。

プレリュー島でやはり非戦闘員の日本の邦人は
一人残らず日本軍と運命を共にしたんであります。

何で、上皇陛下は靖国神社に参拝されずに、
プレリュー島にいかれるのか。なぜサイパンに行かれるのか。

陛下のお気持ちは分かっています。

陛下はただ単に慰霊だけではありません。

日本の平和を守る。平和を貫く意思を
アジアの人たちに知って欲しいからであります。

今回、上皇陛下は天皇をお辞めになりました。

表向きは健康上の理由となっていますけれども、本当は、

陛下は何をなさろうとしているのか。

天皇の地位をお辞めになって、
まさにアジア民衆の中に渦巻いている、

日本に対する怨念を解こうとしていらっしゃるんであります。

日本の平和。アジアの共同体に日本が加わるだけではありません。

アメリカとの安保条約をやめて、
アジアの共同体に日本が加わる。

それは、上皇陛下も私も一致しています。

けれども、残念なことに、
アジアではわが日本はウェルカムではないんであります。

どうしたらいいのか。

これを解決できるのは上皇陛下しかありません。

上皇陛下は決して健康上の理由で
天皇を辞めるというようなヤワな方ではありません。

陛下は何を考えていらっしゃるのか。

日本の平和は、陛下は、日本がアメリカと安保条約を結んで、
この状態では守れない。

本当に日本の平和を守るためには、
アジアの共同体に日本が入らなきゃ、

その為にはアジアの民衆の中に渦巻いている

日本に対するこの怨念を解かなければ。

陛下はそのようにお考えで、勇気を振り絞って
天皇の地位をお辞めになり、上皇というお立場にお立ちになった。

恐らく陛下は近々、そのための行動をなさると思います。

そういう意味におきましても、私たち日本国民が、
日本人が一致団結して立ち上がり、
世界平和を訴える時は、今をおいて他にないのであります。

いま私たち日本が立たなかったらいつ立つのか。

いま私たち日本国民が勇気を奮って立たないとすれば、
いつ、我々日本人は立つんでありましょうか。

いまをおいてない。いま立たなければ、
恐らくは、世界平和にとって手遅れになります。

私は皆さん、消費税問題、年金問題、格差の問題よーく分かります。

勿論これらもぜひとも解消しなけきゃならない問題でありますけれども、

何よりも今一番大事なのは、平和を守ることであります。

第三次世界大戦に火が付いたら、もう世界は終わりであります。

さっき申し上げた通り、21世紀、私たち人類は
もうこの愚かしい戦争という殺し合いをやめなければなりません。

この愚かしい人類の殺し合いをやめるのは、
わが日本の双肩にかかっています。

世界でただ一国原爆の洗礼を受けた日本が、
日本国民が一致団結して、今こそ、
世界平和を訴えるために立ち上がる時であります。

今をおいては他にはないのであります。

今わが日本が、今私たち日本国民が
立ち上がらなくていつ立ち上がるんでありましょう。

どうぞ今回の選挙、皆さんにとって、
年金問題、様々あるでしょう。

けれども、何よりもこの世界平和を実現するために
日本が立ち上がるのが、今回の選挙の最大の問題であります。

わたし三上隆は、そのことを皆さんに訴えるために、
88才、戦争体験者であります。

敢えて、私は、身を捨てる覚悟で
今回立候補しています。

どうぞ、今度の選挙、私三上隆を勝たせてください。

日本の平和を守らせてください。

世界の平和を守らせてください。

同じく比例区公認となります天木直人、
よろしくお願い申し上げます。

皆さん、お騒がせ致しました。

四条烏丸をご通行中の皆さん、京都府民の皆さん、
この三上隆の訴えが届いたでしょうか。

皆さん今度の選挙は、
自民党に入れてきた人も、共産党に入れてきた人も、

今度だけは、この三上隆、この三上隆に日本の将来を託してください。

トップ当選させてください。

この聞いたこともない、オリーブの木から出た三上隆が
京都からトップ当選したら、日本中が注目になります。

そしてそれは世界中の注目になります。

日本に革命が起こるんです。

この京都はやがて祇園祭が始まります。

世界から観光客が集まってくる。

世界の有数の平和で、観光の土地、
この京都から平和を起こさなければ、
どこから平和を起こすことができるんでしょうか。

京都府民の皆さん、
皆さんは歴史的なチャンスを与えられたんです。

この三上隆が88歳の人生をかけて皆さんと一緒に、

京都から平和を発信したいと言って立ち上がりました。

今度の選挙だけは、どうか皆さん三上隆に
皆さんの一票を託してください。

あなたは三上隆になんです。三上隆はあなたなんです。

どうか一票であなたの一票で日本が変わるんです。

どうか皆さんよろしくお願いいたします。

私たちはあと二週間、京都の町を北から南、東から西、
走り回ってこの一点。平和を訴えます。

こんな候補者は日本中どこにもいません。

いま日本中で選挙が始まりましたけども、
みんな安倍を倒せ、あるいは野党はだめだ。

年金問題だ、格差をなくせ、そればっかりです。

そんなことは当たり前なんです。

格差をなくすのは当たり前。

政治が国民を救うのは当たり前。

国民を救えないような政党は
自民党でも野党でも失格なんですよ。

ですから、今度の選挙は
そんなものが争点じゃないんです。

最大の争点はアメリカから日本を取り戻す。

これさえできれば、いくらでも日本はお金が余ってきます。

みんなアメリカに取られてきたんです。

過去30年間、あれだけ日本が高度成長したのに、
あっという間に日本は貧しくなった。

それは、アメリカが日本を標的にしたからです。

我々は目を覚まさなくてはいけません。

今度の選挙、対米自立を訴えて、
そして日本から世界に平和を発信する。

これを訴えた唯一の候補者三上隆。

ぜひみなさん、京都から世界に

平和の力強い覚悟を発信しましょう。

よろしくお願いいたします。

お騒がせしました。ありがとうございました。

三上隆88歳。元軍人。よろしくお願いいたします。

よろしくお願いいたします。お騒がせしました。

ありがとうございました。

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