次の文章を読んでいただきたい。
「今回の選挙は年金問題など様々な問題があるが、皆さんには何よりも平和問題を訴えたい。21世紀を迎えた今日、いつ第三次大戦、核戦争が起こってもおかしくない。なぜ、いつまでもこのおろかな殺し合いを続けていくのか。私は戦争の経験者。戦争で多くの友人を亡くしたから戦争を忌み嫌っている。
でも、それだけではだめなんです。では、どの国が平和を訴えることができるのか。世界で原爆の洗礼を受けた日本だけが訴えることができる。今こそ勇気をふるって立たなければいけない。憲法9条はただ守るものだけじゃない。実践しなければならない。
そのためには、まず日本はアメリカの核の傘から脱し、世界に先駆けて軍備を撤廃して、不戦の道を歩まなければいけない。日本を本当に守るためにはアジアの共同体に加わらなければいけないのです」
これは、きのう午前10時に三上隆(たかし)候補が選挙事務所の前で、詰めかけた大勢の記者の前で語った第一声である。
それがそのままきょうの各紙に掲載された。
まさしく、これこそが新党憲法9条が訴え続けて来たことだ。
こんな素晴らしい平和宣言を今度の選挙で訴える候補者がいるというのか。
この三上さんを紹介する私は、こう語った後、必ず落涙する。
私はいまから16年前にイラク戦争に反対して大使の職を棒に振った忖度できない失格外交官だ。
しかし、平和外交にかける情熱は誰にも負けない。
そしていま私は三上さんに出会った。
三上さんとこうして京都の街から平和を訴えることができる。
この時のために私の人生はあったと思う、と。
私は88歳の三上さんを京都でトップ当選させてみせる。
もちろん、それは京都府民の選択だ。
しかし、この三上さんの姿を見て、そして言葉を聞いて、心を動かされない者はいないはずだ。
三上さんに投票しない者はいないはずだ。
これから16日間、京都の街を二人で平和を訴え続ける。
京都を全国一の注目選挙区にしてみせる(了)
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