19日の不毛な党首討論で国会は終わったはずなのに、26日まで消化試合が続く。
消化試合とは何か。
決して予算委員会などの審議の事ではない。
野党は、否決されることが分かっている金子参院予算委員長の解任決議案や麻生財務大臣の問責決議案、不信任案の提出に忙しい。
だったら、いっそのこと安倍内閣に対する不信任決議を提出すればいいのに、検討中だという。
提出すれば解散・総選挙の可能性がまだゼロではないから踏み切れないという。
こんなことが終盤国会の政局なのだ。
国民にとってはどうでもいいことだ。
しかし、これを書いたり報じたりすることがメディアの政治記者たちの重要な仕事なのだ。
与党も野党もそして政治記者たちも、いまや政局が最大の仕事なのである。
政治家たちは税金の無駄遣いを繰り返し、政治記者たちはそんな政局をネタに記事を書いて高額の報酬をもらっているのである。
いい身分である(了)
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