ロシア機が日本の領空を侵犯したという。
しかも爆撃機である。
しかも相次いで侵犯している。
しかも対馬海峡を通って台湾海峡方面まで飛んで更に方向を変えて北上している。
日本列島一周だ。
ところが、その同じ時に日本はロシアで共同経済活動に関する次官級協議を行っている。
G20までに成果を示したいからだ。
北方領土交渉だダメだからせめて共同経済活動で成果を示したいというわけだ。
これが日本外交の現実だ。
次官級会談で日本は席をけって立たなかったのか。
そこまで行かなくても、抗議の一つでもしたのか。
まさか安倍首相はG20でプーチン大統領を笑顔で迎えるばかりで、この領空侵犯について何も触れない事はないだろうな。
「7だから在日米軍は手放せないのだ」と皮肉の一つでも言ってみたらどうか。
それにしても、爆撃機の領空侵犯と日ロ共同経済活動に関する次官級協議の記事を並べて掲載した読売はユーモアごころがある。
安倍外交にふさわしい読売新聞である(了)
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