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Bチーム側についた安倍首相に米・イラン仲介など出来はしない

 ついに朝日までもが書いた。

 「イランに行って私のメッセージを伝えられるのはあなたしかいない」

 政権幹部によると、今年4月、首相は訪問先のワシントンでトランプ氏からこう依頼された、と。

 これはきょう6月11日の朝日新聞の記事の一節である。

 やはり安倍首相は米・イランの仲介にイランを訪れるのではない。

 トランプ大統領の使い走りに行くのだ。

 しかしトランプ大統領の使い走りである事を示す、もっと明白な証拠がある。

 きょう6月11日の毎日新聞に、駐日イラン大使のインタビュー記事が掲載された。

 そこでモルテザ・ラフマー二大使がこう語っている。

 「ペルシャ湾岸諸国と中東地域には主要なプレーヤーがおり、それぞれ異なった意見を主張しています」と。

 「その中には米国側について地域の緊張化を追求している国々もあります。それがザリフ外相の言うBチームです」と。

 そしてBチームとはいずれも名前の頭文字にBという文字が含まれているからそう呼ばれるという。

 すなわち、米国のボルトン大統領補佐官であり、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相であり、サウジアラビアのムハマッド・ビン・サルマン皇太子であり、アラブ首長国連邦のムハンマド・ビン・ザイド皇太子である。

 この4人をBチームと呼んでイランの敵対国だとモルテザ・ラフマー二大使は言っているのだ。

 いずれも安倍首相がイラン訪問に先駆けてわざわざ電話会談をした相手である。

 まさしく安倍首相がトランプ大統領の使い走りとしてイランを訪問する動かぬ証拠である。

 米・イランの仲介など、安倍首相にははじめから期待できないと言う事である(了)

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