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口先だけの上に、支離滅裂な安倍首相の対北朝鮮外交

 きょう5月16日の地方紙が共同通信の配信を使ってスクープ記事を掲載している。

 すなわち5月9日に開かれた日米韓3か国協議で、北朝鮮の弾道ミサイルはたとえ短距離であっても安全保障上の脅威であり問題視すべきだと訴えた日本に対し、米国政府は同調せず、控えめな対応に努めると日本側に伝えていたというのだ。

 その理由は、第三回目の米朝交渉に期待をつなぐトランプ大統領に対する配慮だというのだ。

 複数の関係者がきのう15日、明らかにしたという。

 トランプ大統領が抑制的なのはわかる。

 第三回首脳会談に期待をつないでいることはすでに本人自身何度も口にしているからだ。

 ところが、安倍首相は違う。

 突然、無条件で金正恩委員長と会談すると言い出した。

 トランプ大統領もそれを歓迎した。

 そうであれば、日本こそ真っ先に、今度の北朝鮮のミサイル発射について、抑制的にならなければいけないはずだ。

 米国でさえ批判を控えているのに、もし日本だけが批判すれば、北朝鮮が日本に対し怒り狂う事は目に見えている。

 そうなれば日朝首脳会談どころの話ではない。

 それにもかかわらず、安倍首相は、今度こそ日米首脳会談の番だと言って、無条件で実現したいと言い出した。

 ここまでくれば、もはや安倍外交は、口先外交に加えて、支離滅裂外交だ。

 これではいつまでたっても日朝首脳会談は実現しないだろう(了)

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