ついに来るべきものが来たという感じだ。
日本維新の会の丸山穂高衆院議員(35)の、戦争しないと北方領土は取り返せないという暴言のことだ。
国会議員がこんな発言をするようでは日本もお終いだ。
世界は、やはり日本は危うい、と思い直すだろう。
戦後の日本が70数年かけて世界に約束してきた事をこの一言でぶち壊してしまった。
これで日本維新の会は終わりだ。
馬場伸幸幹事長は厳重注意したらしいが、そんな場合ではない。
即刻除名しなければ維新自体が終る。
橋下徹や松井、吉村が皆同じ体質なのだ。
そんな連中が、ダブル選挙で勝ったからといって、つけあがってる。
これでは日本は危ういのだ。
そして安倍首相だ。
そもそも、安倍首相の北方領土交渉の失敗がこの発言につながったのだ。
ラブロフ外相は、敗戦国の日本がポツダム宣言をを否定する事は許されない、顔を洗って出直して来い、と言わんばかりの発言をした。
これは、まさしく戦争で負けた国が領土を取り返すなどと言うのはおこがましいと言っているのだ。
こんな発言をプーチンの使い走りのラブロフにまで言わせてしまった。
それにもかかわず、安倍首相はプーチンに文句の一言も言わず北方領土交渉をあきらめた。
この安倍首相の腰砕け振りが丸山暴言につながったのだ。
本来ならば、この丸山暴言は、丸山議員の政治生命を即刻奪うほどの重大な暴言である。
そして丸山議員一人の責任では済まない。
丸山暴言は、同時に、日本維新の会を潰し、安倍首相の引責辞任に直結するほど深刻な暴言なのだ。
それにもかかわらず、野党がこの丸山暴言を本気で追及する気配はない。
共産党も含め野党はいま生き残りの為に必死でだからだ。
この国には、本当の意味で、憲法9条を日本の国是としなければいけないという護憲政党は存在しない。
いまこそ新党憲法9条がこの国に必要な時なのである。
日本維新の会や安倍首相が大きな顔をしている限り、日本は「国際社会の中で名誉ある地位を築くことは出来ない。
その事を、政治の場で堂々と言えるのは新党憲法9条をおいて他にないのである(了)
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