たったいま、朝5時のNHKニュースが、昨晩の安倍首相の記者会見の模様を報じた。
日米首脳電話会談を終えたばかりの記者会見だ。
この記者会見で語った安倍首相の言葉を聞いて私は驚いた。
しかもただの驚きではない。
驚天動地だ。
何と言ったか。
北朝鮮の非核化ではなく、朝鮮半島の非核化の実現を目指すと言った。
日米、日米韓だけではなく、中国やロシアと緊密に連携して実現すると言った。
そして金正恩委員長とは前提条件なしで直接話し合いたいと言った。
まさしく私が助言して来た事ばかりだ。
すなわち、最後は六カ国協議で朝鮮半島の非核化を実現し、日朝関係は、過去を清算して国交正常化と拉致問題を一括解決するということだ。
そのことでトランプ大統領と一致したという。
その言葉はウソではないだろう。
トランプ大統領も、安倍首相より先に、会談直後に「いい会談だった」とツイートしていたからだ。
もし安倍首相がこの方針を最後まで揺らぐことなく貫き、トランプ大統領を、ボルトンではなく、安倍首相の助言に耳を傾けさせる事が出来れば、事態は一気に好転する。
もちろん金正恩委員長も異存はない。
かくして歴史に残る東アジアの平和が実現する。
トランプ大統領と安倍首相が、ともにノーベル平和賞を受賞する事になる。
参院選であろうと衆院選であろうと、選挙はいつやっても勝てる。
何事も、支離滅裂、ダブルスタンダード、嘘のつき放題の安倍首相だが、もしこの無節操な変身を厚顔にも出来るなら、大したものだ。
私にとって最後の褒め殺しになる(了)
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