モスクワ発共同が報じた。
ロシアのモルグロフ外務次官は4月4日、米国のビーガン北朝鮮担当特別代表が4月中にロシアを訪問する予定だと明らかにしたと。
その一方で、プーチン大統領は既に北朝鮮の金正恩委員長をロシアに招待しており、夏までにはロ朝首脳会談が実現するとの観測も浮上している。
また、モルグロフ外務次官は3月28日に重慶で中国の外務次官と朝鮮半島情勢について会談し、「米国と北朝鮮の対話継続が重要」との意見で一致している。
これらの動きを見れば、北朝鮮非核化問題で出遅れていたロアシがいよいよ動き出したという事だ。
そのうち間違いなく、北朝鮮非核化に向けた5カ国協議開催の動きが出て来るだろう。
その時こそ安倍首相の孤立化が表面化する時だ。
そうならないために、安倍首相はトランプ大統領だけでなく、プーチン大統領や習近平国家主席との関係を重視せざるを得ない。
いや、5カ国会議の仲間入りをさせてもらうには、文在寅大統領の韓国や金正恩委員長の北朝鮮との関係改善が不可欠になって来る。
これは安倍首相にとって至難の外交である。
果たして「外交の安倍」はどういう戦略を持っているのだろう。
安倍首相を支える右翼は安倍外交をどう評価しているのか。
それを私は知りたい(了)
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