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週刊新潮がすっぱ抜いた西川日産社長と大鶴弁護士の癒着関係

 ゴーン事件の背景には、新聞が決して報じない、だから我々が決して知ることのない、様々なことがある。

 これから書くこともそのうちのひとつだ。

 きょう発売の週刊新潮(3月21日号)にゴーン氏の保釈後の状況を書いた記事がある。

 保釈後もぜいたくな暮らしを謳歌しているという、いつものゴーン氏をたたく記事だ。

 しかし、その中で次のような驚くべきくだりがある。

 東京地検の関係者が次のように語ったというのだ。

 「ゴーン外しを画策したとされる日産の西川社長と、(ゴーン氏の弁護を引き受けた)大鶴弁護士が家族ぐるみの付き合いをしていることがゴーン氏の知るところになり、それが首を斬られた一番の理由ではないかと言われている。西川社長は大鶴さんの娘のお婿さん探しまでしてやったことがあるそうです」と。

 「(それを聞いた)ゴーン氏は怒り心頭に発して拘置所の独房で涙を流さんばかりに悔しがっていた、という話が伝わってきました」と。

 もしこれが本当ならとてもじゃないがまともな裁判など出来なかったはずだ。

 果たして弘中弁護士に代って、ゴーン裁判は新展開を見せるのかどうか。

 結論から言えば、私はゴーン事件に安倍政権が関与していたとすれば、ゴーン有罪は免れないと思う。

 それどころか、あの籠池夫妻がそうである通り、徹底的に弾圧されるだろう。

 そしてメディアは決して味方してくれない。

 権力は権力に盾突くものを容赦しないのだ。

 特に安倍首相は歯向かう者を許さない。

 私はゴーン裁判の行方を見届けたいと思っている。

 そしてまた、今後も長期にわたって続くであろうゴーン裁判を報じるメディアのゴーン叩きを注視していきたいと思っている(了)

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