4月30日の天皇陛下の退位に向け、きのう3月12日から一連の儀式が始まったという。
それを報じるニュースを見てあらためて思った。
日本と言う国は神の国ではないのかと。
そこで思い出されるのが森喜朗元首相の「神の国」発言だ。
すなわち森元首相は2000年5月に神道政治連盟国会議員懇談会で次のように挨拶した。
「日本の国、まさに天皇を中心としている神の国であるぞということを国民の皆さんにしっかりと承知して戴く・・・」
あの時、森首相は、民主主義を否定する発言だとか天皇の戦争責任を否定し、軍国主義を復活させる発言だとか、さんざん批判された。
私も当時のブログなどで批判した。
しかし、いまあらためて退位の儀式を見るにつけ、間違いなくこの国は神の国ではないかと思った。
なにしろ、国家と国民の統合の象徴である天皇が神事に沿って交替式を行うからだ。
あの時森首相を批判した我々は、森首相に詫びなければいけないのではないのか。
いまさらこんな質問を抱くようでは、チコちゃんに怒られるだろうか。
それでも私はチコちゃんに聞いてみたい。
この国は神の国ではないのかと。
安倍首相に忖度するNHKだからチコちゃんは言うだろう。
「そう、日本は神の国よ」と。
「そんな事も分からないで、ボーっと生きてんじゃねえよ」と(了)
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