私が安倍4選もあり得ると考えるもう一つの大きな理由がある。
それは安倍首相の4選に対するこだわりである。
やりたくて仕方がないのだ。
なぜか。
それは、首相在位最長記録を達成しても、なにひとつ実績を残せそうもないからだ。
そうなれば笑い物の首相で終わる。
その一方で、後4年やれば、まいた種が結実し、すべてに成果が出てくるかもしれない。
特に、世界の指導者と外交をやって来た、「外交の安倍」だ。
トランプは弾劾さえ免れれば、再選間違いない。
プーチンもそうだ。
習近平もそうだ。
そして金正恩もそうだ。
文在寅はどうなるかわからないが、むしろ代ったほうが安倍首相にとって好ましい。
要するに、これら指導者が皆続投し、バリバリ外交をするのに、その彼らと対等な外交が出来るのは、自分しかいなではないか。
なぜ、自分だけが代らなければいけないのか。
日本の国益に反するではないか。
そう安倍首相が考えても不思議はない。
もちろんそれは妄信だ。
しかし、そういう妄信こそ、安倍首相が4選に固執する最大の理由だ。
そして妄信ほど怖いものはない。
この妄信がある限り、安倍首相は4選に猛進するに違いない。
安倍妄信に待ったをかける政治家が出て来ない限り、安倍4選はあり得るということだ(了)
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