これも残念な記事だ。
発売中のサンデー毎日でジャーナリストの鈴木哲夫氏が教えてくれた。
参院選に向けて小沢一郎が野党結集の仰天構想があるという。
何かと思ったら、アントニオ猪木を取り込んで野党結集の訪朝団を考えているというのだ。
場合によっては自民党にも呼びかけ、超党派の訪朝団を組んで安倍政権に出来ないことを国民にアピールするのだという。
こんなことを考えているようでは小沢一郎もまた期待外れだ。
いまから思えばアントニオ猪木を国民民主党入りさせた時の記者会見がそうだった。
アントニオ猪木の北朝鮮パイプをほめたついでに、いつでも一緒に連れて行ってほしいと冗談めいて記者を相手に話していた。
それを見た私は、こんなことを公言するようでは策がないと叱った。
その時点で訪朝団の事を考えていたのだ。
しかし訪朝団はすべてが終わった後のセレモニーだ。
パフォーマンスだ。
今はその時ではない。
いまは極秘裏にひとり訪朝してこそ意味がある。
これほどの外交チャンスはないと言うのに、政局に利用するパフォーマンスしか念頭にないなら期待外れだ。
しかもそんなことを週刊誌に書かれるようではおしまいだ。
日本には本物の外交が出来る政治家はいないのか。
残念でならない(了)
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