きのう発売の週刊実話(3月14日号)が、小沢一郎がアントニオ猪木の橋渡しで電撃訪朝して金正恩と極秘会談をするという話が永田町界隈で急速に拡散し、安倍政権に衝撃が走っている、という記事を書いた。
もちろん根拠のない無責任な記事だ。
私は2月22日のメルマガ第137号で、「小沢一郎はいますぐアントニオ猪木と訪朝すべきである」と書いた。
それを参考にして脚色した記事だ。
小沢一郎は2009年当時、国家副主席だった習近平と天皇陛下との会見を国内の猛反対を押し切って実現させた、だから習近平は小沢に借りがあると言わんばかりの書きぶりも、私が書いたこと、そのままだ。
パクリとは言わない。
私の書いた事にヒントを得て、取材して書いた週刊実話の立派なスクープ記事である。
しかし、週刊実話が書けない事がある。
それは、米朝首脳会談がトランプの都合で不合意に終わった事の影響である。
無理もない。
週刊実話がその記事を書いた時点では、そして私が2月22日にメルマガを書いた時点では、米朝首脳会談がこんな形で終わるとは誰も想像できなかった。
ならば私は週刊実話にさらにヒントを与えよう。
米朝合意が先送りされた今こそ、小沢一郎はアントニオ猪木と訪朝して金正恩委員長と会うべきだ。
出来れば、訪朝したくても安倍首相の反対にあっていつまでたっても訪朝出来ない亀井静香を、連れてやればいい。
そして、その途次に北京に立ち寄って習近平と会談し、こう伝えるのだ。
安倍政権はもうすぐ終わる。
日本は新しい政権になって、外交・安保政策を一新する。
日米同盟一辺倒から中国・南北朝鮮との共存共栄に舵を切る。
私がその役割を担う。
協力してほしいと。
中国嫌いの亀井静香も、習近平と会談して感激してその考えを変えるだろう。
もし小沢一郎にそこまでの判断力と覚悟があるのなら、日本にはまだ希望はある。
今度の「米朝合意ならず」で、いよいよ安倍首相の出番だ、金正恩は安倍首相に助けを求めて来る、などという安倍首相に忖度したピント外れの評論をするメディアや「専門家」がうじゃうじゃしている絶望的な日本と、決別することができる。
小沢一郎はいますぐ訪朝すべきだ。
もはや失うものは何もないはずだ。
それが出来ないようでは小沢一郎もそれまでだ(了)
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