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米朝首脳会談の進展に血迷った読売新聞

 私は2月20日のメルマガ第132号で書いた。

 いくら安倍首相の北方領土問題交渉が失敗に終わったからといって、プーチン大統領に、「その頑なな態度を改めよ」と社説で説教するとは、読売新聞は何を血迷ったのかと。

 今度は米朝首脳会談の進展についてである。

 読売新聞は2月22日の社説で、「北への安易な妥協は許されぬ」と書いた。

 これほど血迷った見出しはない。

 見出しだけではなく、その内容はもっと血迷っている。

 この期に及んでも、まだ日米両国は北朝鮮に対する国際的圧力の維持に腐心せよと書いている。

 返す刀で、非核化よりも南北協力を優先する姿勢は看過できないと、韓国を糾弾している。

 まさしく血迷った社説だ。

 もはや米朝首脳会談が進展する事は明白だ。

 北朝鮮の非核化という最終目標をトランプが取り下げる事はないとしても、段階的非核化に舵を切った時点で、今度の米朝首脳会談の進展は決まりだ。

 しかも文在寅大統領は南北経済協力の進展についてトランプ大統領との電話会談でトランプ大統領の説得に成功した。

 おまけに、金正恩委員長は中国に立ち寄って中国の支援を取り付ける念の入れようだ。

 米朝韓が合意し、中国もそれを支持する中で、トランプ大統領に妥協するなと社説に掲げる読売新聞は、まさしく血迷ったとしか言いようがない。

 そんな事よりも読売新聞が社説に書くことは、日本だけが取り残されないように、少しは協力的になったらどうかと安倍首相に進言することである。

 そう書いたところで、関口宏のTBSサンデーモーニングが始まった。

 調子がいいだけが取り柄の薮中元外務官僚が出てきて解説している。

 寄ってたかって読売新聞と同じように足を引っ張っている。

 なぜ素直に喜べないのか。

 一億総安倍首相化した日本は、国全体が血迷っているごとくだ。

 世界から取り残されるのも無理はない(了)

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