きょう2月16日の各紙が報じた。
国際オリンピック委員会(IOC)は15日、東京五輪の4競技で南北合同チーム結成の方針で韓国・北朝鮮と合意したと。
その協議の中には日本が重視する柔道も入っている。
この合意によって、安倍首相は、その時までに、韓国及び北朝鮮との関係改善にこぎつける事が不可欠になった。
もしこのまま日本が韓国・北朝鮮との関係を悪化させたままなら、両国は東京五輪をボイコットするという脅しをかけてくる可能性がある。
ボイコットされたら、主催国日本の面目丸つぶれだ。
ましてや憲法9条を持つ平和国家を世界に誇る日本だ。
いくら他のすべての事がうまく言っても、南北合同チームが不参加のまま行われる五輪はそれだけで失敗となる。
おまけにプーチンのロシアは選手の薬物汚染問題がまだ尾を引いている。
米国との関係いかんでは、あるいは北方領土問題に対する日本の出方いかんでは、ロシアも悪乗りして東京五輪をボイコットすると言い出しかねない。
プーチンなら言い出しかねない。
原発事故はコントロールされているとまで強弁して招致した東京五輪だ。
みずからブラジルまで出かけて行って、マリオの姿までして東京で会いましょうとパフォーマンスした安倍首相だ。
東京五輪を自分の手で主催するために三選まで果たした安倍首相だ。
東京五輪は絶対に成功させなくてはいけない。
特に、韓国・北朝鮮との関係は改善しなければいけない。
安倍首相は、どんなに不愉快でも、韓国・北朝鮮との関係をこれ以上悪化させられないのだ。
私が、「それでも天皇謝罪発言は大きな問題にならないと思う」理由がここにある(了)
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