きょうの読売新聞が一段の小さな記事で教えてくれた。
創価学会の池田大作名誉会長は、「平和と軍縮の新しき世紀」をまとめ、これをきょう1月26日に「平和提言」として発表すると。
安倍政権の言いなりになって平和の党から逸脱したことに対する内部から反発をなだめる狙いなのだろう。
近づく選挙の為に平和の政党をアピールしたいのだろう。
しかし、これは大きな賭けだ。
池田名誉会長が健康上の理由で公の場に出て来なくなって久しい。
そんな池田大作名誉会長が、本当にみずから提言をまとめたのか。
誰もが思う疑問だ。
そして、この疑問は、果たして池田大作名誉会長はいまでも健在なのか、判断力を備えて創価学会を統率しているのか、という究極の疑問に直結する。
もし、そうでなければ、つまり池田大作名誉会長が創価学会を統率できていない事が明らかになれば、創価学会と公明党の責任が問われる事は必至だ。
公明党が野党であればまだ許せる。
しかし公明党は安倍自民党政権と連立してこの国の政策を動かしてきた。
我々の暮らしと命を左右して来た。
その公明党が、国民に偽って池田大作名誉会長の名を借りて政治を動かし、政策を決めてきたとすれば、国民に対する重大な背信だ。
安倍自民党政権は、当然ながら池田大作名誉会長の現状をつかんでいる。
なにしろ、安倍・菅政権下の日本は、これまでにない警察国家であり、秘密情報国家であるからだ。
急所を握られている創価学会と公明党は、安倍・菅政権に何があっても逆らえない。
この事を国民に気づかせる事になる「平和提言」の公表である。
あまりにも危険な賭けである(了)
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