きょう1月17日発売の週刊文春(1月24日号)で飯島勲特命担当内閣参与が書いた(飯島勲の激辛インテリジェンス)。
こんな韓国とは断行を検討するのも一つの選択だと。
驚いた。
ついに国交断行という言葉が出た。
飯島勲は国交断行と言う言葉が外交上どのように深刻な意味を持っているか、分かっているのだろうか。
いくら週刊誌上の軽口であるからといっても、そしていくら内閣参与という役職が暇つぶしの役職だからといっても、曲りなりにも安倍政権の公職だ。
そんな人物が国交断行などという言葉を口にしてはいけない。
しかも、その後に続く言葉が笑いものだ。
韓国は中国を見習えと説教している。
すなわち、かつて日本と戦った台湾の蒋介石は中国国民に「敵軍のかつての蛮行に報復してはならない」と「以徳報怨」(徳を持って怨念に報いる)演説をしたと。
かつて日中国交正常化をなしとげた周恩来は、日本の軍部と一般国民を峻別し、日本の一般国民もまた軍部の被害者だと、大人の対応を見せたと。
だから韓国も少しは中国を見習って頭を冷やせというわけだ。
飯島勲はおめでたい男だ。
毛沢東をお崇敬する習近平主席が、安倍首相の間違った歴史認識を許しているとでも思っているのか。
しかも、安倍首相は米中対立の真っ最中に、米国の言いなりになって対中包囲網の先頭に立っている。
そんな安倍首相の日本を中国が許すはずがない。
中国が反日に転じたら韓国どころの話ではない。
そんな中国に見習えというのは、ほとんど冗談だ。
こんな人物を特命担当内閣参与にして税金の無駄遣いをしているから、安倍政権はいつまでたってもダメなのである(了)
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